フィリピン移住で困ったこと|長期滞在で直面したリアルな問題
ニューヨーク、インド、フィリピン・セブ島で合計10年以上の海外生活を経験してきた私ですが、フィリピン滞在中は「日本では当たり前だったこと」が通用せず、日常生活で何度も困る場面がありました。
フィリピン生活は自由で魅力的です。しかし、長期滞在となると小さなストレスが積み重なります。
ここでは、実際に私が体験した「リアルな困りごと」をご紹介します。
フィリピン生活で日常的に困ったこと
① コンタクトレンズの洗浄液が見つからない
ドマゲッティに滞在していた頃、コンタクトレンズの洗浄液が切れてしまいました。
日本ならコンビニやドラッグストアで簡単に手に入りますが、現地ではなかなか見つかりません。何店舗も回り、やっとロビンソンモール内のドラッグストアで発見しました。
しかし、その洗浄液は日本製と比べて洗浄力が弱く、装着すると目がヒリヒリと痛みました。
海外では「いつもの日用品が普通に手に入る」と思い込むと痛い目を見ます。
② 交通手段でストレス発生
セブ島は公共交通の環境が整っていないため、渋滞が発生しやすいです。電車はなく、バスやジプニー(乗り合いバス)が主な交通手段ですが、通勤・通学の時間帯は大渋滞を起します。
さらに、雨が降ると一気に交通事情が悪化します。
タクシーはほぼ捕まりません。配車アプリのGrabで呼んでも、ドライバーが途中で別の客を拾ってしまい、なかなか来ないこともありました。
日本のように時間通りに移動できるとは限らず、雨の日は特に予定が崩れやすいです。
③ トイレと衛生面の問題
ローカルエリアのトイレは清潔とは言えない場所も多く、トイレットペーパーがないことも珍しくありません。
清潔さを求めるなら、ホテルやショッピングモールを利用するのが無難です。
④ トイレと衛生面の問題
蚊、ゴキブリ、アリ、ハエなどは日常的に見かけます。(虫が苦手な人にとっては最悪です)
甘い食べ物を放置すればアリが大挙してやってきます。また、ホテルやコンドミニアムでもゴキブリはよく出てきます。

⑤ フィリピンのインフラが最悪
フィリピンで暮らしていると、「停電」と「断水」は日常茶飯事です。日本にいたときには、ほとんど経験することのなかったライフラインの途絶ですが、フィリピンでは当たり前のように起こります(泣)
対策として、大きなジェネレーター(発電機)が備えられているコンドミニアムに住むのがいいでしょう。
⑥フィリピンでは店員を見張る必要がある
例えば、セブンイレブンで肉まんとシューズとチョコレートを買ったとしても必ず1つの袋に入れられます。こちらが、「分けて」と言ってもキョトンとした顔をしながら、面倒くさそうにやり直してくれます。
一緒にすると、温かいものは冷たくなり、冷たいものは温かくなるし、またチョコレートは溶けてしまいます。しかし、フィリピン人の店員はそんなことはお構いなしなのです(自分が食べるのではないから)。
また、スーパーで買い物をする時ですが 水・土はエコの為紙の袋になるのです。たまに、うっかり水曜か土曜に買い物をした時には、これまたしっかりと店員を見張らなければなりません。
それを怠ると、紙袋からスイカの汁が流れてズボンについたり、ポークの油が紙袋から流れて服についたりと、何回痛い目にあってしまったのか(泣)
スーパーの店員も、汁が出ないように紙袋につめるという考えは起こりません。自分が汚れるわけではないのですから・・・
ジョリビーやマクドナルドや日本食レストランでテイクアウトをする時もそうですね。確認をしなければ、ポテトが入っていない等、何か抜けてることが本当に多いのです。
といったように、フィリピンでは気を抜かず、店員達を見張ることが必要で、これはけっこう疲れるのです💦
⑦美容院のクオリティが安定しない
セブ島では日本人美容師がいる店舗にも通いましたが、多くは現地採用の美容師で、日本のような繊細なカット技術を期待すると失望することもありました。
料金は、日本人美容院で約2,000円強、韓国系でその半額程度、ローカルなら100〜500円ほど。
価格は安いですが、「思った通りの仕上がり」になるとは限りません。
⑧フィリピンは役所・銀行・病院でたらい回しが多い
フィリピンで生活していて強く感じたのが、役所や銀行、病院での「たらい回し」です。
書類を提出しても「ここではない」「あっちの窓口に行って」と言われ、何度も同じ説明をさせられることが珍しくありません。
特に銀行では、担当者によって言うことが違うこともあり、1回で手続きが終わることはほとんどありませんでした。
また病院でも、受付→別の窓口→さらに別の担当者と移動させられるケースが多く、日本のようなスムーズさは期待できません。
こうした背景には、担当範囲の曖昧さや責任の分散といった文化的な要因があります。
フィリピン移住や長期滞在を考えている方は、こうした点も含めて準備しておくことが重要です。
なお、フィリピン移住を成功させるためのポイントについては、フィリピン移住を成功させるコツでも詳しく解説しています。
⑨フィリピンはすぐに冠水・洪水になる理由
フィリピンで生活していると、少し強い雨が降っただけで道路が冠水する光景を何度も目にします。
実際、ドイツの国際援助団体と大学が2025年9月に公表した災害リスク指数ランキングによると、フィリピンのリスク指数は46.56と世界最悪レベルとされています。
フィリピンで洪水が多発する背景には、自然要因と人為的要因の両方があります。
まず自然要因として、台風やスコールなど短時間で大量の雨が降る気候があります。
一方で人為的要因として大きいのが、急速な都市化です。コンクリートで覆われた地表が増えたことで、雨水が地面に浸透しにくくなっています。
さらに、排水システムの整備不足やゴミの不法投棄により水路が詰まり、洪水をより悪化させているのが現状です。
そのため、フィリピンでは「少しの雨でも洪水になる」という前提で生活する必要があります。
⑩フィリピンで買った製品はすぐ壊れる?実体験まとめ
フィリピンで生活していて感じたのが、「購入した製品がすぐ壊たり故障する」という問題です。
実際に私が経験しただけでも、以下のようなものがあります。
- 財布:数ヶ月で縫い目がほつれる
- 靴:すぐにソールが剥がれる
- 傘:数回の使用で壊れる
- 電化製品:初期不良や短期間で故障
- 文房具:品質にばらつきがある
もちろん全てが粗悪というわけではありませんが、日本と比べると品質のばらつきが大きいのは事実です。
そのため、長く使うものや重要な製品は、日本から持参するか慎重に選ぶことをおすすめします。
フィリピンで買ってはいけないものについては、フィリピンで買ってはいけないものでも詳しく解説しています。
フィリピン生活で深刻だった薄毛の問題
そして、日常の小さな困りごとよりも、私にとって深刻だったのが「薄毛の進行」でした。
フィリピンに住み始めて3年目あたりから、抜け毛が急増。特に前頭部と頭頂部のボリュームが明らかに減っていきました。
なぜフィリピンで薄毛が進行したのか?
主な原因として考えられるのは以下です。
・水質(硬水)による頭皮への負担
・強烈な紫外線ダメージ
・大気汚染
・現地シャンプーの品質
・栄養バランスの偏り
特に水質は大きな問題です。シャワー後の髪のきしみ、抜け毛の増加は明らかでした。
ジムで出会ったフィリピン人男性たちも「髪の悩みは共通だ」と話していましたが、有効な対策を知っている人は少ない印象でした。
私自身の具体的な対策や原因分析については、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ:フィリピン移住は準備次第で快適になる
フィリピン生活は、自由でストレスの少ない一面もあります。しかし、日本と同じ感覚で生活すると、思わぬところで困ることがあります。
日用品の入手、交通事情、衛生面、インフラ、そして体調管理まで、日本とは大きく異なる環境です。
特に、洪水や製品の品質、役所での手続きなどは、事前に知っておくだけでストレスを大きく減らすことができます。
また、海外生活では体調トラブルも起こりやすく、実際に私も薄毛の進行や頭皮トラブルに悩まされました。
そうした場合の対処法については、フィリピンで薄毛治療を受けた体験談も参考になります。
さらに、見た目や清潔感が気になる方は、ハゲでもモテる国ランキングもあわせてご覧ください。
事前に情報を知り、準備をしておくだけで、フィリピン生活の満足度は大きく変わります。
日本との違いを理解し、自分に合ったスタイルで海外生活を楽しむことが大切だと感じる今日この頃です。


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