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【フィリピン人が歩かない理由】フィリピンと日本の靴文化の違いに驚いた10年間

フィリピン情報

フィリピン・セブ島での生活が10年を超えた頃、私は日本とフィリピンの間には想像以上に大きな「靴文化の違い」があることに気づきました。病院で働き始めた2010年からずっと感じていた違和感が、徐々に確信に変わっていったのです。

日本では当たり前だった「快適に歩ける靴」という概念が、フィリピンではほとんど存在しないという衝撃の事実。この記事では、フィリピンで靴を購入する際の注意点と、なぜ日本製のスニーカーが圧倒的に優れているのかを、実体験をもとに詳しく解説していきます。

フィリピンで革靴を買ってはいけない理由

アヤラモールでの衝撃体験

以前、フィリピンで買ってはいけない商品として革靴を紹介したことがあります。実際にセブ島の高級ショッピングモール「アヤラモール」で革靴を購入したのですが、少し歩いただけでつま先が潰れてしまうという信じられない事態に遭遇しました。

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フィリピンの靴が歩行に適していない理由

よく考えてみると、フィリピンで革靴を履く職業の人は、ほとんど車での移動がメインです。そのため、「フィリピンの革靴は歩くのに適していない」という結論に至りました。

おそらく、フィリピンでの靴の役割は「快適に歩くこと」は全く考慮されず、「見栄え」のみが重視されているのでしょう。これは、フィリピンの車社会という文化背景が大きく影響しています。

フィリピン人ボクサーが日本の美津濃を指名買いする理由

フィリピンの美津濃ショップは信用できない?

私の友人には多くのフィリピン人ボクサーがいるのですが、彼らは私が日本に一時帰国するたびに「美津濃(ミズノ)のシューズを買ってきて」と頼んできます。

実はセブ市にも美津濃のショップがあるので、「セブの美津濃で買おうか?」と提案すると、彼らは口を揃えて「日本の美津濃でお願いします」と言うのです。

それだけ、フィリピンのショップは信用がなく、日本のショップは信用があるということなのでしょう。実際、私もフィリピンでは絶対に靴を買いません。日本製もアメリカ製も、フィリピンでは購入しないのです。

フィリピンの主要靴ブランドと日本製スニーカーの比較

フィリピンで人気の靴ブランド

フィリピンにも靴のブランドは存在します。代表的なものをいくつか紹介しましょう。

  • Renegade Folk(レニゲード フォーク):マリキナを拠点とするフィリピンのローカルブランド。カジュアルなデザインが特徴。
  • Rusty Lopez(ラスティ ロペス):フィリピンでは知名度の高い靴ブランド。革靴やフォーマルシューズが中心。
  • OTTO(オットー):マリキナの革靴の街で有名な本革シューズブランド。デザイン性重視。

これらのブランドは見た目は悪くないのですが、長時間歩行や運動には全く適していません。

日本製スニーカーとの決定的な違い【比較表】

比較項目 フィリピンブランド
(Renegade Folk / Rusty Lopez / OTTO)
ミズノ
(日本製)
アシックス
(日本製)
クッション性 ほぼなし 高い(ミズノウエーブ技術) 非常に高い(GELテクノロジー)
厚底設計 薄底が主流 厚底モデルあり 厚底モデルあり
耐久性 低い(数ヶ月で破損) 高い(5年以上使用可能) 高い(5年以上使用可能)
長時間歩行 不向き(足が疲れる) 快適(反発性あり) 快適(安定性抜群)
価格帯 1,000〜3,000ペソ 8,000〜15,000円 8,000〜18,000円
主な用途 見栄え重視・短距離移動 ウォーキング・ランニング・日常使用 ランニング・スポーツ・日常使用
おすすめ度 ★★☆☆☆ ★★★★★ ★★★★★

私が選んだ日本製スニーカーの履き心地

ナイキ、ミズノ、アシックスを徹底比較

5年前に日本で購入したスニーカーがかなり傷んできたため、新しい靴を探すことにしました。私は、フィリピン人とは違って靴には「歩きやすさ」「疲れにくい」「速く歩ける」ことを重視します。

つまり、クッション性に優れている靴を選べば全て解決できるのです。実際にナイキ、美津濃(ミズノ)、アシックス等の靴を試着しまくりました。

ミズノの厚底スニーカーに決めた理由

その中でも、やはり美津濃のシューズが履きやすく、クッション性に優れていると感じました。ナイキのシューズは履くのに少し時間がかかります。

実際に購入して歩いてみると、めちゃめちゃ快適でとても速く歩けます。簡単に言うと、バネのように弾むのでスイスイ歩けるのです。

靴の進歩が陸上競技の記録更新に貢献

こうした靴の進歩は、短距離や長距離での記録更新に大いに関係していると感じます。近年のマラソンや陸上競技での記録更新ラッシュは、間違いなく厚底シューズの技術革新が影響しています。

フィリピンで歩きにくい三つの理由

日本では、以下の三拍子が揃っているので、1時間でも2時間でも快適に歩けます。

  1. 歩きやすい道路:舗装が行き届いている
  2. 歩きやすい気候(3月〜9月):適度な気温
  3. 快適な靴:クッション性と耐久性

逆にフィリピンは、以下のような悪条件が揃っています。

  1. ガタガタで舗装されていない道路:穴だらけの歩道
  2. 年中高温多湿(大雨が多い):歩くだけで体力消耗
  3. 見栄えだけで歩きにくい靴:クッション性ゼロ

これまた三拍子揃っているので、フィリピン人は少しの距離でも歩かないのでしょう。「単に怠け者というわけではない」ことを悟った今日この頃です。

まとめ:フィリピンで靴を買うべきではない

フィリピン・セブ島での10年間の生活で学んだ最大の教訓は、「フィリピンで靴は絶対に買わない」ということです。

フィリピンの靴ブランド(Renegade Folk、Rusty Lopez、OTTOなど)は見た目は悪くないものの、クッション性や耐久性において日本製の靴には遠く及びません。特に、長時間の歩行やスポーツをする方には、ミズノやアシックスの厚底スニーカーを強くおすすめします。

フィリピン人ボクサーが日本のミズノを指名買いするのには、ちゃんとした理由があるのです。もしフィリピンに長期滞在する予定がある方は、日本で質の高いスニーカーを購入してから渡航することを強くおすすめします。

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