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フィリピンで家を探す時に押さえるべき!住居選びの完全ガイド

海外移住

フィリピン・セブ島で住居を探す

私は約10年間、フィリピン・セブ島で暮らしました。

その時に、10軒以上の家(一軒家、コンドミニアム、マンション等)に住んでおりました。

今回は、セブ島での物件探し中に、必ずといっていほど出くわす欠点やチェックピントについて、共有できればと思います。

なお、コンドミニアムというのは、リビングやキッチンが備えられた宿泊施設のことで、マンションのような集合住宅のことです。

フィリピンで賃貸物件を探す際、日本の不動産屋を頼られる方や、オンラインプラットフォーム(LamudiやRentpad)を利用されると思いますが、内見は必ずされるかと思います。

内見の時のチェック項目を下記共有したく思います。

臭いに対しての対策

フィリピンのお部屋で、私は臭いがよく気になりました。

というのも、水道の配管やトイレの配管等がドブや運河のような臭いがするのです。コンドミニアムでは、何回も配管の清掃や元になっているタンクの清掃を命じましたが、改善は全くありません。(フィリピンでは、メンテナンスやリノベーションは期待できません)

私が数件住んでみての対応策は、窓の多い部屋を借りることです。まめに空気を入れ替えることである程度改善できました。

窓の多い部屋で窓を頻繁に開けるため、ジプニーの通り道に面しているコンドミニアムは避けたほうがいいでしょう。

洗濯物を干すスペース

フィリピン人の多くは、ハウスキーパーが洗濯をしたりランドリーで洗濯をするので、洗濯のことを考慮しないコンドミニアムは多いのです。

私の嫁は、他人に洗濯をさせるのをひじょうに嫌います。理由は、フィリピン人は洗濯が雑で、服がボロボロになったり色落ちすることもあり(洗剤が強い)、臭いも良くないからです。

フィリピン人の不動産屋やオーナー(大家)さんは、洗濯物を干すスペースなど気にしないので、ご自身でチェックされるのがいいかと思います。

虫と野良犬のチェック

タワーマンションの高層階ですら、蟻とゴキブリが発生します。

内見の時は、部屋だけでなく廊下等もしっかりチェックしてください。

さらに、野良犬がコンドミニアムの周りに多くないかもチェックが必要です。(嚙まれると狂犬病になる)

家具のチェック

コンドミニアムやマンションの場合、家具があらかじめ備えついている場合がございます。

生活に困らない家具付き(Fully Furnished)、エアコンや一部の家具だけのセミファニッシュ(Semi Furinished)、何も備え付けられていない部屋等、オーナーによって部屋の状態は様々です。

内見の時は、どんな家具が備え付けられ、機能や使いやすさ等もチェックしてください。

初期費用の確認

日本では敷金と礼金を払いますが、フィリピンの場合はセキュリティー・デポジットとアドバンス(前払い家賃)を初期費用として支払います。(不動産屋が間に入れば仲介料も支払います。仲介料は家賃の1か月分ほどです)

セキュリティー・デポジットは家賃の1か月分か2か月分で、アドバンスは家賃の1か月分(初月の家賃)といった設定が多いです。この時、退去時にセキュリティー・デポジットは返還されるか確認した方が良いでしょう。

私の経験では、ほとんどが返還して頂きましたが、備え付けの家具を壊した場合に差し引かれたこともありました。

電波やネット回線のチェック

コンドミニアムはの携帯電話の電波が届きにくかったり、インターネットのスピードが遅いこともあります。お部屋とロビーとで、電波やネット回線のチェックをすることをおススメいたします。

立地条件

当時、私の勤務地はセブ市の中心でしたので、以下のエリアを除外しました。

マクタン島:職場まで通勤ができない
マボロ:渋滞が酷い(アヤラに抜ける道)

働いていないのなら、タリサイやタランバン等近郊の街はありだと思います。

近隣の騒音チェック

コンドミニアムなら、上の階に騒がしい子供がいないかのチェックをして下さい。

いちおうフィリピンにも建築基準法はあるようです。

しかし、防音に関しての項目はおそらく無いかと思います。ドアにも防音材が使われていないので、ドアを閉める音がとてもうるさいし、また防音に関することが無頓着なので、隣からの音や上からの音が、とてもうるさいのです。

そして、おそらく建物を建てる時にフィリピン特有の消費者や利用者のことを考えない思考で、できるだけ安い材料で施工しているので(フィリピンは見栄えにお金をかけますが、材料にはお金をかけません)、壁や天井等も薄く音が用意に伝わるのでしょう。

実際、うちの嫁は上から響いてくる家具を動かす音や、隣から聞こえてくるドアをしめる音「バーーーン」に悩まされたことがありました。

あるコンドミニアムでは、騒音は上の階の部屋やその両隣からもやって来たので、どの部屋が煩いのか特定するのが困難な場合がありました(泣)

さらに、フィリピン人達の多くは他人への配慮がないので、夜中であろうと大音量でカラオケなどをやったりもするので、よく近隣同士でもめごとがおこっているようです。

私は物件探しの時に、よーくチェックする部分の1つは、近所に大音量を流すグループやお店がないかです。たとえ、ホテルに宿泊していても近くにカラオケをするお店があればアウトなのです。

そして、1番面倒なのは注意をしても改善がないことです。(一応、わかったと言ってくれます)改善がないので、注意を続けますと彼らは面倒くさがって、“こちら側がクレーマー・悪者” にされるのです。

また、防音や家具が作り出す音のチェックも忘れません。ドアの閉める音、壁や天井の薄さ、テーブルや家具を動かす時の音等、必ずチェックするのです。(たまに、キキキーという嫌な音が出ます)

この騒音地獄で、フィリピンでノイローゼになった日本人もいるぐらいなのです。

高級コンドミニアムでも安心できない

ちなみに、日本に帰国する直前は、セブ市のソリネア(アヤラ・ランド)という高級コンドミニアムに住んでいましたが、騒音が酷く(上の階や隣、上の階の両隣)、断水も多く、コンドミニアムの周りには野良犬も少しおり、ゴキブリがたまに部屋の中に入って来ました。

セブ島生活では、虫と奮闘したり、隣近所と奮闘したり(騒音で苦情)で、奮闘ばかりで疲れました・・・

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