フィリピンは「楽園」のイメージが強い一方で、「危険」「治安が悪い」という声もよく聞きます。
私はフィリピン・セブ島で約10年間生活し、病院勤務も経験してきましたが、正直に言うと日本と同じ感覚でいると危険です。
実際にスリ被害に2回遭い、食中毒やタクシートラブルなども何度も経験しました。
この記事では、私の実体験をもとに、フィリピンで実際にあったトラブルと具体的な対策を解説します。旅行・留学・移住前に必ず知っておいてください。
フィリピンの水は危険?下痢・感染症を防ぐ対策
フィリピンで最も注意すべきなのが「水」です。
私が病院で働いていた時、日本人患者の症状で圧倒的に多かったのが下痢でした。
- 水道水は絶対に飲まない
- 歯磨きもミネラルウォーターを使用
- 氷入りドリンクは避ける
- 安すぎる水は買わない
水を甘く見ると本当に体を壊します。これは10年いて何度も見てきた事実です。
屋台・食べ物は危険?食中毒を防ぐポイント
フィリピンの屋台グルメは魅力的ですが、衛生面には注意が必要です。
- 常温放置された肉・魚は避ける
- 半生の食品はNG
- 氷入りジュースは控える
特に暑い国なので、食材の劣化スピードが日本とは全く違います。
スリ・ひったくりの手口|実際に2回被害に遭った体験
フィリピンで最も多い犯罪がスリ・ひったくりです。
私はセブ島で2回スリに遭いました。
1回目はシヌログ祭りの人混み、2回目はジプニーで時間を聞かれた瞬間です。
- バッグは必ず前に持つ
- スマホを外で出さない
- 話しかけてくる人には警戒
「自分は大丈夫」が一番危険です。
美人局(つつもたせ)・Tinder詐欺の手口と対策
最近増えているのが美人局(つつもたせ)や出会い系トラブルです。
実際に、Tinderで知り合った女性と会ったら、仲間が現れて脅されるケースもあります。
詳しい手口と対策は下記で解説しています。
【2026年最新】フィリピン・セブ島の美人局の手口と対策はこちら
トランプ詐欺・睡眠薬強盗に注意
観光客を狙った古典的な詐欺も存在します。
- トランプゲームに誘われて金銭を奪われる
- 飲み物に睡眠薬を入れられる
基本はシンプルです。
知らない人には絶対についていかない
これだけでかなり防げます。
タクシー・ジプニーのぼったくりと細かいお金問題
フィリピンではお釣り問題もよく起きます。
500ペソや1000ペソを出すと、
「お釣りがない」と言われることが普通にあります。
- 100ペソ札や小銭を用意する
- 大きいお金はモールで崩す
これはかなり重要です。知らないと地味にストレスになります。
フィリピンで買ってはいけないもの|すぐ壊れる商品に注意
フィリピンでは、品質が低くすぐ壊れる商品も多いです。
特に電化製品や日用品は要注意です。
詳しくは下記の記事で解説しています。
フィリピン情報の間違いに注意
多くの人がブログで気軽に情報を発信していますが、間違った情報や偏った情報が散乱していることも事実です。
よくある情報の問題点
- 数ヶ月の留学や滞在でフィリピンのすべてを語っている
- 一度の経験(例:デング熱に一回かかっただけ)で全てを分かったように書いている
- 語学学校関係者のブログが、広告料を多く払っている順番にランキングを作成している
- 宣伝やコミッションをもらっている店舗を絶賛している
私自身、10年以上住みましたが未だにわからないことだらけです。特に学校や会社の冠をつけているブログの情報には、偏りがあることがあるので注意が必要です。
情報収集のポイント
- 複数の情報源を比較する
- 長期滞在者の意見を重視する
- 商業的な利益関係がないか確認する
- 自分で実際に確認することを怠らない
フィリピン人の「知ったかぶり」に注意
フィリピンでは、知らないことでも「大丈夫」と言う人が多いです。
実際に病院でもミスを何度も見てきました。
- 必ず複数確認する
- 鵜呑みにしない
これも重要なポイントです。
自分の身は自分で守る——日常生活の心得
フィリピンでは、自分を守れるのは自分だけです。日本にいる時のように気楽にしていれば、大変なことになるかもしれません。
日常生活での注意点
- 交通安全:信号が青でも右折者等を確認して渡る(自動車保険に入っていない人が多く、ひき逃げに遭います)
- 雨の日:水たまりを注意して歩く(車に泥水をかけられます)
- 買い物:屋台等で果物を買う時は、売り手まかせにしない(古い商品ばかり入れられます)
- 賞味期限:スーパー等で食品を買う際は、必ず賞味期限をチェックする(期限切れ商品も紛れ込んでいることがあります)
- Wi-Fi:Wi-Fiを買えば、必ずパスワードを変更する(さもないと、たくさんのフィリピン人が勝手に使い、回線速度が遅くなります)
- スマホの扱い:人混みや公共交通機関の中でスマホを取り出さない。使う時は壁を背にして周囲を確認する
- 夜遊び:バー等で知り合ったフィリピーナにはプライベートな話はしない
- 女性の方は韓国人に注意:韓国人達と飲みに行く場合は、決して深酒をしない。眠り薬の混入をチェックする(2012年にマクタン島で事件が発生)
フィリピンは危険?結論と安全に過ごすコツ
フィリピンは確かに日本より危険ですが、ポイントを押さえれば安全に過ごせます。
- 水と食べ物に注意
- スリ対策を徹底
- 知らない人についていかない
- 小銭を常に持つ
10年間住んで感じたことはシンプルです。
「フィリピン人まかせにしないで、自分で守る」
この意識があれば、大きなトラブルは避けられます。
これからフィリピンに行く方は、ぜひこの記事を参考にして、安全に楽しい滞在をしていただければと感じている今日この頃です。


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