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【対策や駆除方法】中国やフィリピンからトコジラミ(南京虫)がやって来た

害虫駆除(トコジラミやゴキブリ)

最近、フランスや韓国のソウル等海外で、トコジラミが大量に発生して、社会問題になっております。(韓国では政府が対策に乗り出したほど)

私が長年滞在したフィリピンも、トコジラミはたくさんいました。(ただ、当たり前にいるからか問題にはなっていなかったです)

というのも、フィリピンは高温多湿でほぼ年中夏なので、害虫が非常に多く、蚊、ハエ、ムカデ、ゴキブリだけでなく、ダニやトコジラミが大量にいるのです。

トコジラミはフィリピンや中国に多く生息

フィリピンのホテルでのベッドにも多く生息しているので、夜寝ている時や朝起きてみるるとトコジラミに血を吸われてかゆくなった旅行者の方も多いかと思います。(アレルギー反応で激しいかゆみが生じ、刺されると肌に赤い痕跡・刺し口が残ります)

トコジラミ(南京虫)は布団やマットレス、ソファなどに生息し、幼虫・成虫ともに全生存期間を通じて栄養分を血液に頼り、就寝中に体に取り付き約15分間吸血し続けます。刺されると体内に抗体が形成され、患部がダニに刺されたときのように赤く腫れあがり、数日後に猛烈なかゆみを発症します。(症状には個人差があります)

トコジラミは別名南京虫と呼ばれており、その名の通り中国南部の広東省から江蘇省などに多く分布します。だから、中国人が多く日本に来るようになり、トコジラミの被害は東京や大阪を中心にあり、何度かニュースにもなっておりました。(さほど大きなニュースではありませんが)

ちなみに、ダニは(特にイエダニ)はトコジラミと違って、肌の露出の有無は関係なく、肘や膝の内側、脇の下やお腹など体の柔らかい部分を刺すのが特徴です。 服の中を刺されたらダニ、服の外、肌が露出しているところを刺されたらトコジラミと見分けることができます。

トコジラミはどこから来るか

実はトコジラミは、江戸時代に江戸幕府が外国から古船を購入した際、その古船に潜んで日本に上陸したものであると言われております。

昭和50年前後に根絶に成功したはずのトコジラミは、数年前から大発生の兆しを見せております。しかも、市販の殺虫剤が効きにくいというからタチが悪い。大阪や東京などの都市部を中心に民家や宿泊施設で被害が確認されておりますが、トコジラミは自分の足で移動するより、カバンや服に潜んで移動することが多いのです。

かくいう私も、半年前からトコジラミに悩まされました。なぜ、原因は?と考えましたが、おそらくフィリピンに行った時に連れて帰ったのか、通勤電車で中国人からもらったのかのどちらかだと思います。(通勤電車では中国人の旅行客がよく見かけます。トコジラミは、旅行客のかばんから電車のシートに移って、潜むこともあるそうです。)

トコジラミに見舞われた症状

私が被った症状は、猛烈なかゆみと、発疹のようない痕跡です。(トコジラミに嚙まれてから症状が出るまでは(潜伏期間)数時間から数日ほどです。 ほとんどの場合が数時間であることが多いです。)

以前、三朝温泉の旅館に宿泊した住職が、トコジラミに刺され、かゆみで葬式などの仕事ができなかったとして、旅館を相手に休業損害など計157万円の損害賠償を求めたことがありました。訴えによりますと、住職は三朝町内の旅館に宿泊した際、全身にかゆみを感じ、その治療に約2か月かかり、1か月以上休業したというのですが、その気持ちはわかります。

私も長期間、かゆみと戦いました。なぜ長期化するのか以下記載致します。
・殺虫剤がきかなくなってきている
・繁殖力が凄い(成虫は1日3~6個産卵し、生涯産卵数は200~500個に及ぶ)
・成虫の寿命は長く、摂氏27度で3~4カ月、20度程度では9~18カ月生存する(飢餓状態でも長期間生きる)
・トコジラミは休眠という能力を持っている(冬眠と同じように活動を休止し、エネルギーを消費しないため、起きるまでエネルギーを蓄える)
・布団、ベッド、ソファ、家具の隙間等様々な場所に潜む

トコジラミを駆除

駆除するために、布団干しやありとあらゆる殺虫剤を試しました。

結果、多くの殺虫剤やバルサンは効果なしでしたが、一部の殺虫剤は効果があり、トコジラミをやっつけることができました。

効果があったのは、「バルサンまちぶせスプレー」と「エヤローチA」、「フマキラープレミアム」でした。

というのも、従来の殺虫剤がトコジラミにきかなくなっていますが(ピレスロイド系の殺虫剤に耐性ができたのでキンチョールではきかない)、プロポスクルが入った殺虫剤(バルサンまちぶせスプレー等)は有効、効果があるのです。(かなり役に立ちました)

加えて、あらかじめ噴霧しておけば、噴射した場所の上を通った害虫を退治できるという、手軽さも有難いです。(残効期間はおよそ1ヵ月~最大2ヵ月です。光の当たる場所は短くなります。) トコジラミ(南京虫)の他に、ゴキブリやノミ、イエダニ、抵抗性タイプのトコジラミにも有効です。

そして、直接かけるタイプのスプレーで秘密兵器をご紹介させて頂きます!

それは業務用スプレー「エヤローチA」で、駆除業者の方も使用しております。このエヤローチAは、トコジラミを含む害虫の嫌う臭いの為、隙間に噴射すれば、中に潜むトコジラミ(南京虫)・ゴキブリを退治または追い出す効果もあり、 隙間から追い出され飛び出てきた害虫は、再度噴射して直接退治すればおっけーです。

※エヤローチAはプロ業者用なので、ドラッグストアで見つからないと思いますが、下記より購入可能です。


あと、基本室内で使ってはいけない(そんなことは言ってられません)「フマキラープレミアム」もトコジラミ対策にはおすすめです。(室内で使う時は、マスクをした方がいいでしょう)

臭いは強いですが、トコジラミがいなくなるのは早いです。

フィリピンや韓国に行かれる方は、上記いずれか(バルサンまちぶせスプレーかエヤローチAかフマキラープレミアム)を持って行けばいいと思います。(ただし、機内預け荷物で。手荷物では空港の手荷物検査でひっかかります)

家を空ける時はバポナが効果的

家を何日か空ける時は、潜んでいると思う付近に「バポナ」を吊るすと、さらにトコジラミ駆除の効果が増すでしょう。

トコジラミが嫌いな臭い

あと、虫よけスプレーを使用することで、トコジラミ対策ができます。というのも、トコジラミはディートとイカリジンの成分を嫌う習性(トコジラミが嫌う臭い)があります。

ディートは古くから使われてましたが、イカリジンは1986年にドイツで開発・販売された虫よけ成分で、現在ではヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、アジア各国(日本も使われております)など世界54ヵ国以上で使用されています。

「イカリジン」は「ディート」と比べると、年齢制限や使用回数制限がありません。ディートの場合は生後6カ月未満の赤ちゃんには使用が禁じられていますし、12歳以下のお子様は1日に使用できる回数に制限があります。

「イカリジン」は新しく開発されただけあり、これらの制限がなく、赤ちゃんにも使用できるお肌にやさしい虫よけ成分なのです。

なので、我が家では幼稚園に通っている娘に、寝るときにトコジラミ対策として使っております。

冬が死滅・根絶させるチャンス

現在、多くの家では、冬はエアコンやホットカーペット、こたつなどの暖房器具を使用する人が多いのですが、暖房器具の使用によって、家の中がトコジラミが生息しやすい気温と湿度に整えられ、冬でも活発に動き回れるようになります。(トコジラミは暗くて暖かい場所を好むので、こたつ布団やカーペットへの付着には注意が必要)

また、研究によって絶食しても気温10度以下で2年以上生存し、正常に産卵したこともわかっています。だから、トコジラミは隠れて休眠して冬を越すことも可能なのです。

では、どこに潜んだりしているのか? 衣類や布団、ベッドの間やマットレスの間、畳どうしのすき間や下、壁と壁紙の間、カーペットの下、家電製品の中、柱と天井の隙間、床板の隙間、ベッドやタンスといった家具の隙間、本や棚の隙間、カーテンの裏やつなぎ目、カーテンレール等、様々な場所に隠れます・・・

こうした場所からトコジラミを探すのは困難かもしれませんが、トコジラミが繁殖した場所に黒褐色の糞がついて汚れるようになるので、それが見つかれば居場所の見当がつくかと思います。

トコジラミのメスは生涯に300~500個の卵を産みますが、産卵の多くは夏に行われます。だから、冬の間に隠れているトコジラミを見つけ出して、エヤローチAで死滅させるチャンスなのです。

または、バルサンまちぶせスプレーやスチームクリーナー等を使って、鬱陶しいトコジラミを冬の間に死滅させましょう!!

それでもダメならプロの業者

殺虫剤等いろんな手段でもダメな場合、最後はプロの業者に頼んで下さい。
知人は、下記専門業者に依頼しました。

たくさん害虫駆除の専門店がある中、決めた理由。
・衛生害虫の駆除は18,000円〜で他社より安い料金( 見積もりから追加料金の発生無し)
・最短15分で現場に急行できる体制
・高い技術力によるプロ品質の衛生害虫駆除サービス
・東証上場企業(シェアリングテクノロジー株式会社)が 運営しているので安心
・年中無休、24時間対応


さすがは害虫駆除のプロでした。一発で駆除! おかげで、快適に眠れている今日この頃です。

一般的にトコジラミ等害虫の駆除は、数十万円かかると言われておりますが、そこまで高くはなかったそうです。

業者を探されている方は、まずは見積もりを依頼しては如何でしょうか。
家中に潜むダニ・ノミをプロが撃退!無料見積もり【衛生害虫110番】

以上、ご参考になれば幸いでございます。

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