フィリピンに10年ほど滞在していた私は、フィリピンには何十回と渡航しました。そこで気づいたのは、格安で行くパターンは有名な「セブパシフィック航空」だけではなく、エアアジア、ジェットスター、韓国系のLCC等、実は多くの選択肢があることでした。
「フィリピン 航空券 最安値」「セブパシフィック 代替案」「マニラ 航空券 比較」で検索されているあなたに、10年間で数十回のフィリピン渡航経験から得た、本当にお得で安全な航空券の選び方をお教えします。
実は、多くの人が知らない航空券比較サイトを使えば、セブパシフィック航空よりも15,000円以上安い航空券を見つけることができるのです。
格安航空券をうたい文句に、日本とフィリピンを結ぶLCCのセブパシフィック航空をご存じでしょうか?
私はこれまでセブ・パシフィック航空に数十回搭乗しましたが(日本からフィリピン、及びフィリピンの国内線)、できるだけセブ・パシフィック航空を使わないようにすると決めました。
今回は、なぜセブパシフィック航空をおすすめしないのか、そしてフィリピン航空券を最安値で予約できる代替案について、実体験を交えて詳しく解説します。
セブパシフィック航空の概要
セブパシフィック航空 (Cebu Pacific Air) は、フィリピンのセブ島、マニラを拠点とする格安航空会社です。
セブパシフィック航空を所有するセブ航空は、ジョン・ゴコンウェイ(John Gokongwei)率いるJGサミット・ホールディングスが所有し、フィリピン政府の規制緩和を受けて国内線市場に参入した会社です。
サービスについては、典型的な格安航空会社のポリシーを発表しており、無料の飲食(機内食)、無料預入手荷物、紙チケット、マイレージプログラムなどは実施しないでその分、航空券価格「LiteFARE」として反映させるとしております。
なお、日本からは東京(成田空港)、大阪(関西空港)、名古屋、福岡に乗り入れております。
マニラの使用空港
マニラでは、マニラ国際空港のターミナル3を使っております。
ターミナル3には、セブパシフィック航空(国内線・国際線)が多く離陸・着陸しておりますが、いつも遅延や欠航(フライトキャンセル)等の問題があるので、いつも人があふれかえっております。
加えて、セブパシフィック航空は、アナウンスが遅く、無責任な回答や案内が売りなので、いつも複数のチェックインカウンター前の長蛇の列や、荷物を持った乗客たちがフライトの発着情報の画面の周りに群がり、右往左往しております。
セブパシフィック航空は、他にもオーバーブッキングや予約をしたのに入っていないことやフライトキャンセル(返金しない)等も特技としている為、我慢強いフィリピン人でさえ苦情が殺到しました。
そのため、昨年は上院議会がセブパシフィック航空への相次ぐ苦情を調査へ乗り出したとの事です。
調査に乗り出してもフィリピンのことなので、大した調査もせず、セブパシフィック航空が適当に言い訳をして終わりだと思います。
私も一度セブパシフィック航空でフライトキャンセルをされましたが、返金された記憶はありません。(返金が遅いセブパシフィック航空なので、もしかしたら忘れた頃に返金されたかもしれませんが)
こんな事が日常茶飯事のセブパシフィック航空を使いたくはないのですが、最近はドゥマゲッティに行くことが多かったので、仕方なく使っていましたが、数か月前に当然のごとくフライトキャンセルをされました・・・
セブパシフィックを使うときは、フライトキャンセルを覚悟し、スケジュールに余裕をもつことをオススメ致します。
セブパシフィック航空をおすすめしない理由
2010年頃からセブパシフィック航空をよく使っていたので、上記のようにフライトキャンセルやオーバーブッキングの被害にはよく遭いました。
それでも、我慢して使っていたのですが、2020年10月にコロナ禍の中フィリピンから日本に戻ってくる時に嫌な目に遭い、「よっぽどのことがない限り、セブパシフィック航空に乗るのはやめよう」と決意致しました。
その出来事を以下、記載致します。
マニラ→関空の航空券をセブ・パシフィック航空で予約し、マニラ空港(ターミナル3)でチェックインをしようとしたのですが、セブパシフィック航空の係員から「乗れないかも」と言われました。
理由は、コロナPCR検査の結果を持参していないからなのですが、当時は日本人はPCR検査の結果は不要でした。(フィリピン人は必要。)
フィリピンでは、こちらが正しい手順を踏んでも、無知なフィリピン人の為に予想外の悪い展開になることが多々あったので、このままでは日本に帰れないと思い、ネットの記事等を翻訳して必死に説明致しました。
さらに、私が大使館に電話して確認し、大使館員と電話で話してとお願いしても、「私たちも誰とも話せない」、「関空のスタッフからの許可待ち」の一点張りで、いたずらに時間が過ぎていき、搭乗開始時間が迫って行くのでした。(コロナ禍の為、マニラ→関空の便が久々でその間にルールが度々変わり、セブパシフィック航空の従業員はルールをきちんと知らないまま当日を迎えたので、カウンターは大混乱でした)
この時、「なぜ、正しい手順で日本に帰ろうとしているのに無知なフィリピン人従業員の為長時間待たされるのか、そして関空のセブパシフィック航空のスタッフの決定で帰国を左右されなければいけないのか・・」と思うと嫌になる、「もう2度と使わない」と腹が立ちました。
そして、待つこと1時間半、やっと搭乗券を渡され、出国審査場に行けたのでした。今回の、セブパシフィック航空の最低な対応を以下まとめます。
- チェックイン時、係員の無知のため、乗客を1時間半も拘束した
- 乗客は18人しかいないのに、その18人の座席を機体の真ん中あたりに固めた(本来なら、きちんと距離をとって離すべきだが、サービスが楽にように固めた?)
- 飛行中、キャビンアテンダントのサービスは適当で、何人かのキャビンアテンダントは後ろ側でずっとスマホで動画(おそらくダウンロードしたもの)を見ながらニタニタしていた
【最安値比較】フィリピン行き航空券のおすすめ代替案
幸い、フィリピンにはセブパシフィック航空以外にも、多くの航空会社が運航しております。
「フィリピン 航空券 最安値」を探すなら、複数の航空会社を一括比較できるサイトの活用が必須です。
【実体験】トラベリスト vs スカイチケット|フィリピン航空券価格比較
私が実際に同じ日程で大阪発セブ島行きの航空券を比較した結果:
比較サイト | 最安値価格 | 航空会社 | 差額 |
---|---|---|---|
トラベリスト | 45,000円 | エアアジア | – |
スカイチケット | 52,000円 | セブパシフィック | +7,000円 |
他社サイト | 60,000円 | ジェットスター | +15,000円 |
結果:トラベリストが15,000円以上安い価格を提示!
セブパシフィック以外の代替航空会社一覧
日本⇔フィリピン路線で利用できる航空会社:
- エアアジア:マニラ・セブ島直行便、価格・サービス共に◎
- ジェットスター:マニラ直行便、定時運航率が高い
- ティーウェイ航空(韓国系LCC):ソウル経由、格安料金
- フィリピン航空:フルサービス、信頼性◎
- PALエクスプレス:フィリピン航空の子会社
- 大韓航空・アシアナ航空:ソウル経由、サービス良好
マニラ航空券比較|路線別おすすめ
東京発マニラ行き:
- 最安値:エアアジア(トラベリスト経由)
- 定時運航重視:ジェットスター
- サービス重視:フィリピン航空
大阪発マニラ行き:
- 最安値:ティーウェイ航空(ソウル経由)
- 直行便:エアアジア・セブパシフィック
- 安定性重視:フィリピン航空
名古屋・福岡発:
- 直行便:セブパシフィック(リスク承知で)
- 経由便:大韓航空・アシアナ航空(ソウル経由)
セブパシフィック航空の評判と口コミ
インターネット上でも、評判や口コミで多くの方が不満を記載されておりますので、知って頂ければと思います。
飛行機が古く、モニタが無く、映画の放映設備も無かったです。飛ぶのに特化した設備だけでした。飛行機のパワーも感じられず、飛び上がるのに時間がかかり、恐怖を感じましたが、安全に着陸できました。帰りのセブ島発の飛行機は、切符に書かれた搭乗口はキャンセルされ、搭乗口不明のまま右往左往させられ、飛行機に乗り遅れて日本に帰り損なうのか心配しました。飛行機に乗れてホッとしました。何度も飛行機に乗りましたが、恐怖や心配をさせられた、もう乗りたくない飛行機です。(2024年05月20日投稿)
国内線含めて、まともにフライト時間を、守ることがない。本日も時間の都合で、マニラから福岡へ、一時間半から二時間近くの遅れ、国内移動の、為新幹線駅へ 結局最終ギリギリ間に合ったが博多へ宿泊を余儀なくされたことも。遅れが、当たり前なのか、断りのアナウンスも、聞く事がない!矢張国民性にか?がさつで、スキルも低い。(2024年05月11日投稿)
座席変更をオンラインでしましたが、オンライン上の座席表と実際の配置が恐らく違います。座席表上では前が空間のある2,300円の席2席予約しましたが、実際は通常の座席でした。翌日コールセンターに問合せしましたが、日本語が拙いのかワザとなのか分かりませんが、チグハグなことを言ってそんな事実はないとか言われ、LCCなので返金は不可、ポイント1,500付与しますしかいいません。夕方かけ直せって言われて掛けても繋がりません。そういったアフターフォローは最悪でした・・・(2023年9月)
中には”ワースト、史上最悪の航空会社です。”といったコメントもありました。
上記コメントは、ほぼ同感です。私も同じような経験をしました。
フライトキャンセルや遅延はとても多いのですが、中には定刻通りに行くこともあり、その時に乗られた方からすれば、上記コメントは大げさだと思うかもしれません。
しかし、私のように10回以上連続で遅延(フィリピン国内線で)の目に遭った人もいるのです。
【まとめ】フィリピン航空券を最安値で予約する方法
フィリピン航空券最安値で予約するためのポイント:
- 複数サイトで価格比較:トラベリストとスカイチケットを必ずチェック
- セブパシフィック以外も検討:エアアジア、ジェットスターが狙い目
- 経由便も含めて検索:韓国系LCCでさらに安い場合も
- 早期予約と直前予約を使い分け:2-3ヶ月前と直前1週間が安い傾向
- 平日出発を狙う:週末より平日出発が5,000-10,000円安い
セブパシフィック航空に乗らなくなってから、航空券比較サイトで調べて、いろいろな航空会社を利用するようになりましたが、思いのほか快適で、驚いている今日この頃です。
【読者限定】フィリピン航空券最安値検索のコツ
10年間で数十回のフィリピン渡航経験から得た、航空券を最安値で予約する秘訣を公開中:
- 航空券比較サイトの使い分け方
- セブパシフィック代替案の選び方
- マニラ・セブ島行き格安チケットの見つけ方
- 遅延・欠航リスクを避ける航空会社選び
関連
フィリピン航空券を最安値で予約したい方は、まずはトラベリストで価格をチェックしてみてください。セブパシフィック以外の選択肢も豊富で、安心して旅行を楽しめる航空会社が見つかるはずです。
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