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フィリピン旅行やセブ島留学を考えている方が、気をつけたい病気の一つがデング熱です。
「蚊に刺されるだけでしょ?」と思うかもしれませんが、デング熱は高熱や激しい関節痛、筋肉痛などを引き起こし、重症化すると命に関わることもある感染症です。
実は私自身、セブ島に滞在していたときにデング熱に感染し、約3日間入院した経験があります。
発熱、関節痛、筋肉痛のような全身の痛み、食欲不振に悩まされましたが、入院して点滴を受けたところ、翌日にはあのつらさがなくなりました。
また、フィリピン在住時には現地の医師たちと一緒に仕事をしていたため、医師との会話を通じて、フィリピンのデング熱事情についても話を聞く機会がありました。
この記事では、デング熱の症状や治療方法、フィリピンでの入院事情、そして私自身の入院体験を紹介します。
デング熱とは?フィリピンで多い理由
デング熱は、デングウイルスを持った蚊に刺されることで感染する病気です。主にネッタイシマカなどの蚊がウイルスを媒介します。
熱帯・亜熱帯地域で広く発生しており、フィリピンも流行地域の一つです。
フィリピンでは、雨季などに患者数が増えることがありますが、デング熱は特定の季節だけに発生する病気ではありません。
セブ島やマニラなどの都市部でも感染する可能性があり、観光地だから安全というわけではありません。
特に注意したいのは、デング熱を媒介する蚊が日中にも活動することです。夜だけ蚊対策をすればよいというわけではありません。
デング熱の症状|風邪とは違う全身の痛み
デング熱の主な症状は、突然の発熱と全身の痛みです。風邪と似た症状もありますが、関節や筋肉の痛みが強く出ることがあります。
- 突然の高熱
- 激しい頭痛や目の奥の痛み
- 関節痛
- 筋肉痛や骨の痛み
- 強い倦怠感
- 吐き気や嘔吐
- 発疹
症状の程度には個人差があり、軽い症状で済む人もいれば、日常生活が難しくなるほど体調が悪化する人もいます。
また、デング熱で特に注意が必要なのは、熱が下がった後に重症化することがある点です。
腹痛、繰り返す嘔吐、鼻血や歯ぐきからの出血、強いだるさ、呼吸が速くなるなどの症状が現れた場合は、すぐに医療機関を受診する必要があります。
私自身がセブ島でデング熱に感染し、3日間入院した体験
私もセブ島に滞在していたとき、デング熱に感染しました。
最初に現れたのは発熱です。そして、関節痛や筋肉痛のような全身の痛みがあり、食欲もなくなりました。
ただ熱が出るだけではなく、体のあちこちが痛く、食事をする気にもなれませんでした。
病院で診てもらった結果、デング熱と診断され、約3日間入院することになりました。
デング熱にはウイルスを直接退治する特効薬がありません。そのため、私の場合は点滴を受けながら、水分や栄養を補い、体調の回復を待つことになりました。
驚いたのは、入院した翌日には、あれほど感じていた体のつらさがなくなったことです。
食欲がなく、食事を十分に取れない状態だったので、点滴で栄養分や水分を補給できたことも、私にとっては大きかったと思います。
もちろん、これは私自身の体験であり、すべての患者が同じように回復するわけではありません。
デング熱は症状が軽くなることもありますが、熱が下がった後に重症化する可能性もあります。体調がよくなったと感じても、医師の指示に従って検査や経過観察を続けることが大切です。
私の場合は3日ほどの入院で済みましたが、デング熱の症状や重症度によって、必要な治療や入院期間は大きく異なります。
フィリピン人医師との会話で知ったデング熱の怖さ
私はフィリピン在住時、フィリピン人の医師たちと一緒に仕事をしていました。
そのため、医師との日常的な会話を通じて、フィリピンで流行する病気や現地の医療事情について、いろいろな話を聞く機会がありました。
特に印象に残っているのが、デング熱の患者数についての話です。
ある年、医師からこんな話を聞きました。
「今年は例年の2倍の患者数だね」
その年の統計では、フィリピン全土でデング熱の患者数が69,594人、死亡者数が501人に達していました。
また、別の医師からは、デング熱が重症化する危険性について、次のような話を聞きました。
「デング熱で亡くなるケースでは、熱が一度下がって、また上がることがある。熱が下がったときに安心して治療や経過観察をやめてしまうと、その間に血小板がどんどん減ってしまうこともあるんだ」
この話は、私にとって非常に印象的でした。
一般的には、熱が下がると回復に向かっていると思いがちです。しかし、デング熱では、熱が下がる時期に重症化することもあります。
血小板の減少だけでなく、血管から水分が漏れ出すことによる循環不全や出血などが起こる可能性もあります。
つまり、熱が下がったからといって、デング熱が治ったと自己判断してはいけないのです。
デング熱にはウイルスを直接退治する特効薬はありません。しかし、適切な水分管理や血液検査、必要に応じた入院など、医師による適切な管理を受けることが重要です。
私自身もセブ島滞在中にデング熱に感染し、約3日間入院しました。発熱や関節痛、筋肉痛のような痛み、食欲不振に悩まされましたが、点滴を受けた翌日には、かなり楽になったことを覚えています。
医師たちとの会話や自分自身の入院経験を通じて、デング熱は決して軽く考えてはいけない病気だと実感しました。
フィリピン旅行やセブ島留学を考えている方は、蚊に刺されない対策をするとともに、発熱などの症状が出た場合には早めに医療機関を受診することが大切です。
デング熱の治療方法|特効薬はある?
現在、デングウイルスを直接排除する特効薬はありません。
治療は症状を和らげ、脱水や重症化を防ぐための対症療法が中心になります。
- 水分補給
- 必要に応じた点滴
- 血液検査による経過観察
- 安静
- 症状に応じた解熱・鎮痛薬の使用
発熱や痛みには、医師の指示に従ってアセトアミノフェンを使用することがあります。
一方、アスピリンやイブプロフェンなどは出血のリスクを高める可能性があるため、デング熱が疑われる場合には自己判断で使用しないでください。
症状が軽く、飲水ができていて、重症化の兆候がない場合は、自宅で療養しながら定期的に診察を受けることもあります。
しかし、警告症状がある場合や水分を十分に取れない場合などは、入院して慎重に管理する必要があります。
デング熱で入院するケースがある理由
デング熱に感染した人が、必ず入院するわけではありません。
しかし、食欲不振や吐き気、嘔吐などで水分や食事を十分に取れなくなると、脱水の危険があります。
また、血液検査で血小板やヘマトクリット値などを確認しながら、重症化の兆候がないかを観察する必要があります。
そのため、症状や検査結果によっては、数日間の入院が必要になることがあります。
私自身も食欲がなくなり、発熱や全身の痛みがあったため、入院して点滴を受けることになりました。
フィリピンではデング熱が身近な感染症であるため、現地の医療機関で診断や治療を受ける機会も少なくありません。
ただし、入院するかどうかは国や病院によって一律に決まるものではなく、患者の症状や検査結果、持病などを踏まえて医師が判断します。
フィリピンでのデング熱の治療費|海外では想像以上に高い
フィリピンでデング熱に感染し、入院する場合、気になるのが医療費です。
特に私立病院では、病室代、医師の診察料、血液検査、点滴、薬剤などが積み重なり、費用が高額になることがあります。
入院日数や病院の種類、治療内容によって金額は大きく異なるため、一律にいくらかかるとは言えません。
重症化して集中治療室での管理が必要になれば、さらに高額になる可能性があります。
フィリピン旅行やセブ島留学を考えている方は、万が一の入院に備えて、海外旅行保険やクレジットカード付帯保険の補償内容を確認しておきましょう。
デング熱の予防方法|最も大切なのは蚊に刺されないこと
デング熱を予防するために重要なのは、蚊に刺されないようにすることです。
- DEETやイカリジンなどを含む虫除け剤を使用する
- 長袖や長ズボンで肌の露出を減らす
- 蚊が多い場所では特に注意する
- 網戸や蚊帳などを活用する
- 室内に水がたまる容器を放置しない
デング熱を媒介する蚊は日中にも活動します。そのため、朝や昼間の外出時にも虫除け対策が必要です。
セブ島のような熱帯地域では、蚊を完全に避けるのは簡単ではありません。
それでも、虫除け剤の使用や肌の露出を減らすなど、日常的な対策を続けることで、感染リスクを下げることができます。
フィリピン旅行やセブ島留学では海外旅行保険を確認しよう
海外では、突然の発熱や感染症で病院を受診したり、入院したりする可能性があります。
私自身、セブ島滞在中にデング熱で入院した経験があるため、海外での医療費への備えは重要だと感じています。
海外旅行や短期滞在では、海外旅行保険に加入する方法のほか、クレジットカードに付帯する保険を利用する方法もあります。
例えば、年会費無料の楽天カードを検討する場合は、海外旅行傷害保険の適用条件や補償内容を事前に確認しておきましょう。
海外旅行保険は、カードの種類や利用条件によって補償の範囲が異なります。旅行前に、病気による治療費や入院費が補償対象になるか、補償額はいくらかを確認しておくと安心です。
海外旅行中の支払い方法や、クレジットカードを利用したキャッシュレス決済については、こちらの記事も参考にしてください。
まとめ|デング熱は身近でも油断できない病気
デング熱は、フィリピンでは身近な感染症ですが、決して軽く考えてはいけません。
私自身、セブ島滞在中にデング熱に感染し、発熱や関節痛、筋肉痛のような痛み、食欲不振に悩まされ、約3日間入院しました。
点滴を受けた翌日にはつらさがなくなりましたが、これはあくまで私の体験です。症状が重くなる人もおり、熱が下がった後に重症化することもあります。
また、フィリピン人医師たちとの会話を通じて、患者数の増加や、熱が下がった後も注意が必要であることを知りました。
デング熱には特効薬がありませんが、適切な診察や経過観察、必要な治療を受けることが大切です。
フィリピン旅行やセブ島留学を予定している方は、蚊に刺されないための対策をしっかり行い、万が一に備えて医療保険の内容も確認しておきましょう。
海外では、日本ではあまり経験しない病気にかかることもあります。現地の医療事情を知り、正しい知識を持って行動することが大切だと、身をもって感じた今日この頃です。


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