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【体験談】セブ島留学は意味ない?元語学学校支店長がアメリカ留学と本音比較

留学(語学学校)

「セブ島留学は意味ない」「英語が伸びない」「日本人ばかりで遊んで終わる」――近年、こうした口コミや評判をネットで見かけるようになりました。

実際、セブ島留学には向いている人と向いていない人がいます。留学中に日本人同士で固まってしまい、英語をほとんど話さずに帰国する人もいますし、逆に短期間でTOEICスコアを大きく伸ばす人もいます。

私は2008年に初めてセブ島留学を経験し、その後アメリカ留学(ニューヨーク)やオーストラリア留学も経験しました。さらに後には、セブ島の語学学校で3年間支店長(マネージャー)として働くことになります。

そして最終的には、TOEIC910点を取得し、外資系企業で英語を使って働くまでになりました。

この記事では、実際にセブ島留学・アメリカ留学・オーストラリア留学を経験した立場から、「セブ島留学は本当に意味ないのか?」を本音で解説していきます。

2008年に初めてセブ島留学をした理由

私は2008年10月に初めてセブ島を訪れました。そのきっかけは、日本の英会話スクールのスタッフから「アメリカ留学の前にセブ島で短期留学してみたらどうですか?」と勧められたことでした。

当時私は旅行会社を退職し、本格的に英語を勉強するためにアメリカ(ニューヨーク)へ留学することが決まっていました。しかし、出発まで少し時間があったため、試しにセブ島留学をしてみることにしたのです。

当時はまだ「セブ島留学」という言葉自体が日本ではあまり知られていない時代でした。私自身もフィリピンで英語が学べるとは思っていなかったですし、インターネットで調べると「セブ島留学は最悪だった」という口コミもあり、不安もありました。

しかし実際に行ってみると、セブ島留学は想像以上に英語学習に集中できる環境でした。そしてこの留学をきっかけに、その後私はオーストラリア留学やアメリカ留学も経験することになります。

さらに後には、セブ島の語学学校で3年間支店長(マネージャー)として働くことにもなりましたが、この時はまだそんな未来は想像もしていませんでした。

セブ島留学が「意味ない」と言われる理由

セブ島留学は費用が安く、マンツーマン授業が多いことで人気があります。しかし一方で、「意味ない」と言われることも少なくありません。

実際に私が語学学校で働いていた時も、英語力が大きく伸びる人と、ほとんど変化がない人に分かれていました。

例えば、日本人同士で毎日過ごし、授業以外はほとんど英語を使わない人は、やはり伸びにくい傾向がありました。

また、TOEIC対策ばかりを勉強し、実際の英会話やリスニング練習をほとんどしていない人も、スコアは上がっても会話力が伸びないケースが多かったです。

さらに、セブ島はリゾート地でもあるため、勉強より遊びが中心になってしまう人もいました。

つまり、セブ島留学は「行くだけで英語が話せるようになる魔法の環境」ではありません。本気で英語を学ぶ意思がある人にとっては非常に効果的ですが、遊び感覚だと意味ない留学になる可能性もあるのです。

セブ島留学に行く前に心配だったこと

セブ島留学を検討していた当時、私はいくつかの疑問を持っていました。

まず気になったのは「フィリピン人の英語はなまっていないのか」という点です。

確かにネイティブ英語とは違いますが、実際に授業を受けてみると発音がきれいな先生も多く、英語を学ぶ環境としては十分だと感じました。また、マンツーマン授業が中心のため、自分の弱点に合わせてレッスンを受けられるのも大きなメリットでした。

次に心配だったのが治安です。セブ島は観光地として有名ですが、日本と比べるとやはり危険な面もあります。ただし、夜遅くに出歩かない、スリに注意するなど基本的なことを守れば、大きな問題なく生活することができました。

また、食事付きの留学プログラムの場合は生活費がどのくらいかかるのかも気になっていました。実際には学校の寮に滞在し、食事も提供されるため、娯楽を求めなければ生活費はかなり安く抑えることができました。

セブ島留学の最大のメリット|マンツーマン授業は圧倒的に効率が良い

セブ島留学の最大のメリットは、授業数の多さとマンツーマンレッスンです。

私が日本で通っていた英会話スクールでは、週に2回、1回50分の授業を受けていました。しかしセブ島留学では、1日に50分授業を6コマから8コマ受講することができます。

つまり、日本の英会話スクールで1ヶ月かけて受ける授業量を、セブ島では1日で受けることができる計算になります。日本の約5ヶ月分の授業を1週間で受講できるイメージです。

そのため、セブ島留学を3週間ほど行えば、日本の英会話スクールに1年通うのと同じくらいの授業量になるとも言われています。短期間で英語力を伸ばしたい人にとっては、非常に効率的な環境だと言えるでしょう。

特に英語初心者の場合、グループレッスンだとほとんど話せず終わることもあります。しかし、マンツーマン授業なら強制的に英語を話す時間が増えるため、スピーキング力やリスニング力が大きく伸びやすいのです。

セブ島留学とアメリカ留学・オーストラリア留学の違い

私はセブ島留学の後に、オーストラリア留学とアメリカ留学も経験しました。その経験から感じた大きな違いは、授業スタイルです。

アメリカやオーストラリアの語学学校では、授業は半日程度が一般的です。つまり1日の授業時間は3〜4時間ほどになります。これに対してセブ島留学では、朝から夕方まで授業があるため、授業時間はその倍近くになります。

さらに大きな違いは、マンツーマンレッスンです。セブ島留学ではマンツーマン授業が中心ですが、アメリカやオーストラリアの語学学校では基本的にグループレッスンです。

実際、私はアメリカ留学とオーストラリア留学の語学学校でマンツーマン授業を受けたことは一度もありませんでした。

マンツーマンレッスンの場合、自分のレベルや目的に合わせて授業内容を柔軟に変えることができます。例えばビジネス英語やTOEIC対策など、自分の目的に合わせた学習ができるのもセブ島留学の特徴です。

一方、アメリカ留学の魅力は、ネイティブ英語に囲まれた環境と多国籍な交流です。実際にニューヨークでは、スペイン人、フランス人、ドイツ人など様々な国の友人ができ、実践的な英語力が伸びました。

つまり、英語初心者にはセブ島留学、中級者以上にはアメリカ留学という形で使い分けるのも非常に効果的だと感じています。

セブ島留学とアメリカ留学の費用比較

参考までに、私が留学していた2010年前後の1ヶ月の費用を比較すると次のような感じでした。

アメリカ留学
留学費用:約20万円
食費:約20万円
その他(生活費や交通費など):約10万円

合計:約50万円

セブ島留学
留学費用:約15万円
食費:約2万円(基本は食事付きですが、たまに外食しました)
その他(生活費や遊びなど):約3万円

合計:約20万円程度

このように、セブ島留学はアメリカ留学と比べて半分以下の費用で留学できることも大きな魅力でした。

セブ島留学に向いていない人

多くのメリットがあるセブ島留学ですが、実はすべての人に向いているわけではありません。

私自身、語学学校で多くの留学生を見てきましたが、次のような人は他の留学の方が合っている可能性があります。

まず、発音に特化して学びたい人です。セブ島の先生は英語力が高く教えるのも上手ですが、ネイティブスピーカーではありません。ネイティブの発音を徹底的に学びたい人は、アメリカやオーストラリアなどの留学の方が向いているかもしれません。

次に、門限などを気にせず自由な生活を送りたい人です。多くのセブ島留学の語学学校では寮生活が基本で、門限などのルールがある場合もあります。そのため海外生活を自由に楽しみたい人には窮屈に感じることもあります。

ただし、本気で英語を伸ばしたいのであれば、セブ島留学のように寮に入り規則正しい生活を送りながら勉強する環境はとても効果的です。

そして、虫が嫌いな人や潔癖症の人です。セブ島は東南アジアのため、日本よりも虫が多いです。また、日本ほど清潔な環境ではありません。そのため、虫が苦手な人や潔癖症の人はストレスを感じる可能性があります。

TOEIC910点を取れた理由|セブ島留学は英語初心者に最適だった

私はセブ島留学の後に短期のオーストラリア留学とアメリカ留学をし、英語力アップに努めました。しかし、まだ充分でないと感じたため、再びセブ島留学をすることにしました。それも半年以上です。

留学を繰り返した結果、苦手だったリスニング力が大きく向上し、最終的にはTOEICスコア910点を取得することができました。

ただ、スピーキング力をさらに伸ばすためにはマンツーマン授業が最も効果的だと感じ、再びセブ島で勉強することを選んだのです。

また、セブ島留学の魅力は英語学習だけではありません。アイランドホッピングなどのアクティビティ、ショッピングモールでの買い物、フィリピン人の先生との交流、日本人留学生との出会いなど、様々な経験ができるのも魅力でした。

その後、フィリピンで約10年働くこととなり、フィリピンのさらなる面白さやフィリピンの闇を、この時は知る由もなかったのでした。

セブ島留学は確かに向き不向きがあります。しかし、英語初心者が短期間で英語漬けの環境に入り、マンツーマンで徹底的に学べる環境としては、今でも非常にコストパフォーマンスが高いと感じております。

日本にいるだけでは得られない経験や、多国籍な価値観、そして英語を使う楽しさを知ることができたのが、私にとってのセブ島留学でした。

セブ島留学は意味ないと言われることもありますが、環境の使い方次第で人生を大きく変える可能性を秘めていると感じる今日この頃です。

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