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フィリピン移住と日本での老後生活はどちらが快適か

フィリピン情報

日本の高齢化

フィリピンでは、子供ばかりであまり高齢者を見かけません。日本とは全然違うなと思いながら、データ(65歳以上の割合)を見てみると、やはり日本は世界のトップクラスのようです。世界の高齢化率ランキング

1位 モナコ 、2位 日本 、3位 イタリア、4位 フィンランド、5位 ポルトガルと続き、フィリピンはというと、137位でたったの5.33%なのです。

日本の29.79%のおよそ6分の一なのです。

日本とフィリピンの出生率

一方出生率ですが、日本は 1.30で フィリピンは約2倍の 2.75 なのです。世界の出生率ランキング

ただ、フィリピンはデータにない人が多く(貧困層のエリアの人)、その人達の出生率を入れればかなりはねあがるでしょう。

このまま、日本は高齢化が進み、2040年には35%を超えるようで、地方の都市では40%を軒並み越えるようです。

日本で老後を過ごす心配

私は将来の日本で心配しているのは、年金を受け取れるのか?または、年金の受け取り年齢をどんどん引き上げられないかなのです。

一度、年金の受け取りを60歳から65歳へと引き上げられてますし、現状厚生年金や国民年金を支払っている人がどんどん減少し、年金を需受給している人がどんどん増加しているので心配になってくるのです。

また、介護問題(介護疲れ、認知症患者問題等)はますます深刻になってくるかと思います。加えて、税金は間違いなく増加するので、労働者のモチベーションの低下が怖いですね。

日本は欧米に比べて、税金の使い方が不透明なので(議員の空出張、公務員の接待費、ゼネコンとの談合等)、税金を増やされて、手取り金額が減らされると、正社員で働くのが馬鹿らしくなり、楽なアルバイトへと走る人が増加中と感じます。

日本にいるとあまりわかりませんが、フィリピンにいると、日本の少子高齢化がはっきりと見えるのです。

フィリピンの未来

ジェトロの記事では、フィリピン開発予算調整委員会(DBCC)は4月24日、2023年の経済成長率の目標値の範囲を6.0~7.0%と発表した。また、2024年から2028年にかけての経済成長率の目標値の範囲を6.5~8.0%とした。良好な労働市場環境や観光産業の回復などにともなう国内需要の高まりを受け、2022年のフィリピン経済は前年比7.6%の高成長を実現した。DBCCは、こうした経済の高成長が2028年まで継続するとみている。とありました。

ただ、多くの方は物価の安いフィリピンで年金生活をと思ってらっしゃるかと思いますが、フィリピンの物価はどんどん上昇しております。また、円安にともない円がペソに対して、年々弱くなってきているので、フィリピンでの年金生活は思った以上に生活費が苦しと思います。

そのうえ、インフラや病院等医療施設の条件も悪く、大気汚染や交通渋滞が酷くなっているので、デメリットが多いでしょう。

フィリピン移住の方がメリットが大きいか?

そうはいっても、日本の将来に明るさがないのを感じさせられるので、私にとっては(フィリピン人のコネがあるので)フィリピンで老後を過ごすのも良いかと感じております。

先日フィリピンの永住ビザを無効にしたことを少し後悔しているいる今日この頃です!

コメント

  1. sk より:

    日本脱出を夢見る年金生活者です。
    今年ダバオ市の対岸サマル島に土地を購入しました。
    ここを選んだ理由は過去に台風被害なし、島なので暑さも千葉県勝浦並み
    住民も移住者は中流がほとんど、5年以内にダバオーサマル架橋が架かり、
    その次にはサマル島にダバオ空港移転が計画されてます。
    ダバオ市は年率3%近く人口が増えており。日本と段違いです。
    ジリ貧生活が約束されている日本にしがみついている皆さん1度考えてみませんか?

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