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セブ島で病院を立ち上げた

2010年にフィリピン・セブ島の名門サンカルロス大学を卒業した後、フィリピン人のガールフレンドがいたので、もう少しセブ島に滞在したいと思っておりました。

そんな時、ジャパニーズ・ヘルプデスクのセブ支店の募集があり、セブドクターズ・ホスピタルで働くことになりました。

ジャパニーズ・ヘルプデスクとは

ジャパニーズヘルプデスクとは、フィリピン、インドを中心とした海外の病院で、安心して診療を受けていただくサポートを行う会社です。「病院のシステムが日本と違う」「外国人の看護師や医師と言葉が通じない」等の不安を解消し、病気になった時に現地の医療サービスをスムーズに受けてもらうための会社です。

具体的には、診療予約、病院内のアテンド(検査、薬局、入院施設等)、医療通訳、キャッシュレスの手続き(海外旅行傷害保険加入の場合)等をしており、海外旅行傷害保険加入の患者さんには、無料でサービスを行っているのです。

病院に着任当初

このサービスは、セブ島在住の日本人にとって、非常にありがたいのですが、着任当初は1週間か2週間に1人ほどしか患者さんはいなかったです。理由は、知名度がなかったからです。

私が着任した当初に手掛けた事は、下記2点でした。
・質の高いサービスをする
・知名度をあげる

質の高いサービスをする為に、良いドクターを知り、契約をしなければいけません。ジャパニーズ・ヘルプデスク専属の内科のドクターの助けをかりて、外科・皮膚科・眼科・耳鼻科・小児科・産婦人科・脳外科・手術医等のドクターを探し、契約を致しました。

知名度を上げる為に、セブ市・マンダウエ市・ラプラプ市の日系企業を訪問し、サービスの説明を致しました。さらに、セブポット、セブ島通信等に掲載して頂き、セミナーや会合にも精力的に参加致しました。

あっという間に拡大

多くのドクターと契約を済ませた頃から、患者数がどんどん増えました。着任当初は、月に数名でしたが、半年後には100名を超え、1年後には200名を超え、毎日が忙しく、あっという間に月日が過ぎたのでした。

患者さんは多くても、できるだけドクター達とのミーティングの時間をとり、ドクター達に日本人の傾向や症状を伝えました。というのも、基本的にフィリピン人のドクターは患者さんを見下す傾向があり、患者さんが質問をすると、自分が信用されていないと思うドクターもいたので、「多くの日本人は、日々病気や症状のことを調べて知識があり、質問するして納得したい人が多い」と伝えることにより、フィリピン人ドクターの機嫌をそこねるのを防いでいました。

また、私自身も医療の勉強が必要でしたので、様々なドクターから知識を得ていたので、ドクター達とのミーティングは一石二鳥だったのです。

しかし、患者数やドクターが多くなればなるほど、様々なトラブルにも見舞われました。

ドクターの嫉妬、縄張り争い等で危険な目に遭ったりもしましたが、そのことは別の機会に記載したいと思います。

正直トラブルや嫌な事も多かったのですが、トータルでは、セブ支店を立上げ、浸透させることができたので、満足しております。

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