フィリピン人は浪費好き
日本で過ごしている時に感じるのですが、日本人は節約が上手で、あまり物を買わないですね。一方、フィリピン人は無駄遣いが当たり前なのです。
日本人の皆様はフィリピン人達の無駄遣いを見れば、さぞかし驚かれるかと思います。日本では、無駄遣いは“だらしない人” “管理能力のない人” “教育のない人”等 のイメージがありますが、フィリピンでは消費する事・浪費する事が美徳なのです。
フィリピンは農作物が豊富
このことは、フィリピンは昔から農作物が豊かな国で、手間隙いらずに勝手に食べ物が育つ土壌が関係しているのでは? と自分なりに解釈しております。
加えて お米も4ヶ月に一回収穫があり、日本とは違い蓄える必要がないので、どんどん消費するのでしょうね。
だから 計画する必要性や管理する必要性がない為、フィリピン人の大多数は計画能力・管理能力がないのかもしれませんね?(独断ですが)
フィリピン人は何でも大量に使う
フィリピン人達の無駄使いの一例ですが、レストランでは何も考えずにたくさんオーダーするフィリピン人(裕福でないフィリピン人もです)と、後にテーブルは残飯だらけになっている光景を普通に目にします。
また、トイレでティッシュを大量に使うし、料理でも油や砂糖、塩等を大量に使います。
着もしない洋服をも大量に買いこみ、荷物が多いフィリピーナが何と多いことでしょうか。
そして、前述のように多くのフィリピン人は何も考えてません。計画もしません。給料が入れば欲しい物を欲しいだけ買うのです。
だから、フィリピンには給料日が2回あるのです。さもないと、あっという間に給料がなくなって、多くのフィリピン人が借金の無心に走る羽目になるのです。(とにかく フィリピン人は消費・浪費が大好きなので、ごみの量も半端なく多いのです)
ちなみにフィリピンでは、「Aanhin pa ang damo, kung patay na ang kabayo. (死んだ馬には草はいらない。必要な時に助けないと意味がない)、という教えを、「死んだらお金は持っていけない」と解釈し、お金をあるだけ使うフィリピン人はとても多いと感じます。
だから、フィリピンに行って彼らが大量に浪費する姿を見ても、文化・習慣・伝統だと思って下さい。
もう1つのフィリピン特有の文化
ここで、もう1つマランビンというフィリピン独特の文化を紹介します。
マランビンとは、目上の人、自分よりお金持ち、自分より権力を持っている人等に頼るといったフィリピン文化なのです。(持っていない人が持っている人を頼る事)
日本人の僕は一度奢られると「次は奢らなければ」っと少しプレッシャーを感じてしまいますが、フィリピン人達は奢って貰う事に対し 当然のように受け取ります。
借金しても返さないのは、このマランビンから来るのと思いますが、この事が理解できなければ、日比カップルの溝は埋まらないかと思います。
そしてこの甘えは、家族間では特に顕著に見られ、30歳を超えても職なしのフィリピン人は普通にいます。
結局このマランビン文化(甘え)のお蔭で、貧乏なフィリピン人達はお金を稼ぐ家族(海外に出稼ぎに行って稼ぐ家族等に)に寄りかかって暮らして行っているのですが、この文化のせいでフィリピンの発展が妨げられているといっても過言ではありません。
やはり、日本とフィリピンでは文化や考え方が全く違うのです。
コメント