フィリピンでの美人局被害が急増中

私は2010年から2020年まで約10年間フィリピンに滞在し、現地での日本人を狙った美人局（セットアップ）被害を数多く目撃してきました。特にセブ島やマニラでのTinder等の出会い系アプリを利用した犯罪が増加しており、多くの日本人男性が被害に遭っています。

緊急事態：フィリピンでは外国人は簡単に逮捕される
フィリピンでは日本人や外国人は些細な規則違反でも簡単に逮捕されます。コロナ禍ではマスク未着用だけで逮捕された外国人もいました。弁護士の友人から聞いた事案では、美人局で逮捕された日本人の保釈金が数百万円に上るケースも珍しくありません。

フィリピン・セブ島で実際に起きた美人局の手口

事案1：写真撮影による脅迫パターン

被害者：30代日本人男性（セブ市滞在中）
手口：繁華街での客引き → ホテルへ誘導 → 下半身の写真撮影 → 「売春は違法、警察に通報する」と脅迫

この手口では、被害者の証拠写真を撮影し「フィリピンでは売春は違法。証拠画像を知り合いの警察に持って行く。嫌ならお金を払ってね」と脅迫されます。支払い要求額：10万円〜50万円

事案2：Tinder美人局パターン（最も危険）

被害者：20代日本人男性（セブ島旅行中）
手口：Tinderでマッチ → ホテルで待ち合わせ → フィリピン人男性が登場 → 「彼女に手を出した」と因縁 → 金銭要求
※特に注意：Tinderやその他の出会い系アプリでの出会いは極めて危険

事案3：有名人も被害に（長井秀和さんの事例）

2007年5月、長井秀和さんがフィリピンで美人局被害に遭遇。日本人男性と行動を共にしていた際、フィリピン人男性数人に警察署らしき場所に連れて行かれ、約1,100万円の支払いを要求されました。

このケースでは「未成年者への性的暴行」を口実に脅迫されており、金額の大きさからも美人局の深刻さが分かります。

美人局を避ける完全防止策

フィリピンでの安全な出会い方法

美人局被害に遭った時の緊急対応法

フィリピン滞在10年の経験者からのアドバイス

フィリピンは素晴らしい国ですが、安全対策は必須です。特に出会いに関しては、現地の危険なアプリではなく、事前に日本の安全なマッチングアプリで信頼関係を築くことが重要です。皆様の安全で楽しいフィリピン滞在を心から願っています。