私がフィリピン・セブ島で医療機関「ジャパニーズ・ヘルプデスク」を立ち上げ、多くの日本人患者さんのサポートをしていた頃の話です。
ある日、セブ島に滞在中の日本人の方から、こんな相談を受けました。
「フィリピンに来てから突然、ワキのニオイが気になるようになった。汗も増えた気がする。自分ではどうにもならない…」
本人としては「暑い国だし汗をかくのは当たり前」と思いつつ、ニオイが強くなった感覚があり、念のため現地の病院を受診。結果、医師から「腋臭症(えきしゅうしょう)・多汗症」と診断されました。
海外生活あるあるですが、気候(高温多湿)、緊張やストレス、食生活の変化、シャワー回数や衣類の素材などが重なると、体臭の悩みが一気に表面化することがあります。
海外旅行保険のリアル:既往症はNG。でも「旅行中に発症」と判断されれば通ることがある
ここが一番大事なポイントです。
海外旅行保険は原則として、既往症(渡航前からある症状)は補償対象外になりやすいです。これは多くの保険で共通の考え方です。
一方で、今回のケースでは、
- 渡航後に「急に気になりだした」
- 現地で医師が診察し、治療が必要と判断
- 診断名がつき、受診記録が残る
といった条件が揃い、医師の見立てとして「旅行中に発症・増悪した症状」として扱われました。
つまり、海外旅行保険は「本人の自己申告」よりも「医師の判断と診断名」が強い世界です。ここがカギになります。
実際の流れ(よくあるパターン)
- 保険会社のサポートデスクへ連絡(日本語対応があると強い)
- 提携病院の案内 or 受診先の確認
- 受診→診断→必要な治療(薬など)
- キャッシュレス対応 or 後日請求
そして今回、その患者さんはクレジットカード付帯の海外旅行保険を使って治療を進めました。
楽天カード付帯の海外旅行保険で対応できた(※ただし条件あり)
患者さんが利用していたのが、楽天カード付帯の海外旅行保険でした。
楽天カードの海外旅行保険の特徴:
- 年会費永年無料なのに海外旅行保険が自動付帯(一部利用付帯)
- 疾病治療費用:最高200万円
- 24時間日本語サポート
- キャッシュレス診療対応の提携病院が世界中にある
- 楽天ポイントも貯まってお得
「え、カードの保険で“腋臭症・多汗症”っていけるの?」と思うかもしれませんが、結局は既往症扱いになるか/旅行中の発症扱いになるかで変わります。
今回のポイントは、
- 本人の認識としても「渡航後に急に気になった」
- 医師が診察して「治療が必要」と判断
- 記録(診断名・処方内容)が残っている
という形で“旅行中の疾病”として整理できたことでした。
注意:同じように見える症状でも、過去の受診歴や申告内容、診断の付き方によって結果は変わります。こればかりはケースバイケースです。
フィリピンの薬が「合わない/効かない」こともある。そこで日本に戻ってから“日本製ケア”へ
患者さんは、手術までは考えていなかったため、まずは薬(外用など)での治療になりました。
ただ、正直なところ海外では、
- 薬の成分が肌に合わない
- 期待したほど効かない
- 暑さ・汗で塗っても流れてしまう
といったことは珍しくありません。今回も「悪化はしないけど、決定打がない」という反応でした。
その後、その患者さんは半年後にまたセブ島に来られ、私が当時働いていたクリニックにふらっと立ち寄ってくれました。
表情がとても明るく、どこかうきうきした様子だったのを今でも覚えています。というのも、日本に帰国してからご本人がいろいろ調べて試す中で、ワキガ対策に効果を感じた薬用クリームを見つけたそうで、「前よりだいぶ軽減した」と嬉しそうに報告してくれたんです。
そのときに教えてもらったのが、アニセの薬用クリームでした。
以来、同じようにワキガで悩まれていて「まずは日常のセルフケアから始めたい」という方には、選択肢のひとつとしてアニセの薬用クリームを紹介するようになりました。
これが、アニセのワキガ対策クリームです。
アニセワキガ対策クリームの効果:
- 殺菌作用:ニオイ菌を根本から殺菌(99.99%実証)
- 制汗効果:汗の分泌そのものを抑制
- 長時間持続:朝1回の使用で夜まで効果が持続
- 全身対応:ワキだけでなく、足や首の後ろなどあらゆる部位に使用可能
- 医薬部外品認定:効果が科学的に実証された信頼性
【使い方はとても簡単】
・入浴後やシャワー後、清潔な状態で使用
・ワキに薄く塗るだけ
・朝・夜の1日1〜2回が目安
もちろん、体臭ケアは合う・合わないがあります。ただ少なくともこの方にとっては、帰国後に“継続できるケア”へ切り替えたことで生活がラクになったという結果でした。
【結論】海外では保険で“治療”、日常では日本製で“ケア”が強い
今回の話をまとめると、ポイントは3つです。
- 海外旅行保険は「既往症NG」が基本だが、旅行中の発症と医師が判断すれば適用される可能性がある
- 海外(フィリピン)の薬が効かない・合わないこともある(環境要因も大きい)
- 帰国後は、日本で入手しやすく継続しやすいケア(例:アニセ)で落ち着くケースもある
セブ島のような暑い国では、「汗」問題は避けられません。だからこそ、
- いざという時の海外旅行保険(カード付帯でもOK)
- 日常の体臭ケアアイテム
この2つをセットで持っておくと、メンタル的にもかなり安心です。
よくある質問(読者の不安つぶし)
Q. ワキガって「もともとの体質」じゃないの?保険は無理では?
体質が関係するのは事実ですが、海外旅行保険の実務では「渡航前からあったと見なされるか」が重要です。旅行中に気になり受診し、医師が疾病として診断・治療した場合、適用されるケースがあります(最終判断は保険会社)。
Q. クレジットカード付帯でも十分?
軽症〜中等症の受診なら助かる場面が多いです。ただし、補償額・利用付帯条件・補償期間に限界があるため、渡航日数や目的(留学・駐在など)によっては別途保険も検討をおすすめします。
最後に:セブ島(海外)に行く人ほど「保険」と「ケア用品」はケチらない方がいい
海外で体調トラブルが起きると、お金も時間も削られます。特に体臭系の悩みは、周りに相談しづらく、放置するとメンタルにもきます。
「病院に行くほどじゃない」と我慢する前に、
- 保険で受診できる可能性を確認する
- 帰国後に継続できるケアを準備する
この2段構えで、自分のストレスを減らすのが一番コスパが良いです。
※この記事は、フィリピン・セブ島で日本人向け医療サポートに関わっていた頃の実体験ベースの「海外旅行保険の活用例」です。保険適用は医師の診断と保険会社の査定で決まります。最終判断は必ずご加入中の保険会社へご確認ください。


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