年間7万人以上が熱中症で緊急搬送された
日本の夏はとても暑く過ごし難く、年々熱中症で緊急搬送される方が増加しております。昨年度は、7万人以上が熱中症により救急搬送されました。
フィリピン人が熱中症にならない理由
年中夏のフィリピンをみて、日本人の方達はフィリピン人は一年中熱中症と戦わねばならないのだと考えられている方がいますが、フィリピン人は基本戦いません。
セブ島やマニラでは35℃以上の気温をしょっちゅう記録してると思いますが、熱中症で倒れたフィリピン人は聞かないし、ニュースでもないかと思います。
年中夏のフィリピンなのに、なぜ熱中症が出ないのでしょうか?まめな水分補給、グッズ等、何か対策をしているようには、見えません・・・
おそらく(推測です)
・暑さに慣れている(年中暑いので)
・倒れるまでがんばらない
・フィリピンの料理は塩分が多いので汗をかいても塩分が体内からなくならない
と、この3点が原因だと思います。
特に “倒れるまでがんばらない” というのが大きいかと思います。
フィリピン人は頑張ることが嫌い
そもそもフィリピン人は頑張ることが大嫌いで、楽をしたがる人種なのです。あまり歩かないし、初期症状(頭痛や目まい等)がみられようものなら、すぐに家に帰るでしょう・・・
ちょっとした例ですが、雨がふれば歩くのが嫌なので、フィリピン人の多くはタクシーに乗車しようとします。
そのように乗客が多いのにもかかわらず、タクシーの運転手はすぐに家に帰るので(雨の中仕事をするのが嫌だから)、なかなかタクシーがつかまらない状況ができあがります。
日本人のタクシードライバーなら、雨が降っているので稼ぎ時だと思って余計働くかと思いますが、フィリピン人は稼ぐことより、「楽をしたい」「雨の中で働きたくない」が優先されるのです。
だから、暑い日は歩かないし、運動を適度にしかやりません。アスリート達が、猛練習をしている姿をめったに見ないし、どちらかと言うと笑いながら適当にやっている感じなのです。
フィリピンは日本とは違います
頑張ること、耐え忍ぶことが嫌いなフィリピン人は、しごきやパワハラ等はなく、和気藹々とやっております。
蛇足ですが、 世界63か国や地域で放送され、「世界で最もヒットした日本のテレビドラマ・おしん」は、フィリピンでは不人気ですぐに打ち切られました。忍耐、辛抱、努力、倹約、節約、勤勉、これらはフィリピン人が大嫌いだから、おしんの良さが全然伝わらなかったのでした。
日本とは全く文化が違うので、熱中症にならない方法、又は治し方等は全く参考にならないのです。
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