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フィリピンや日本にいる大量の毒グモへの対処方法

フィリピン情報

以前、フィリピンは年中高温多湿な為、害虫だらけといった記事を記載致しました。

蚊、ハエ、ムカデ、ゴキブリ、ダニやトコジラミが大量にいるのですが、毒グモもいるのです。

日本でも、先日セアカゴケグモのことが、ニュースになっておりました。

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日本にいる毒蜘蛛

セアカゴケグモは、1995年大阪府高石市で初めて発見され、その後、大阪府南部や兵庫県南西部で広く発見され、現在では全国的に広がっている毒グモなのです。

繁殖時期は真夏で、卵嚢(卵を入れる袋)は球形で乳白色、直径約1~1.5cmです(写真1)。一回に3~5個の卵嚢を作り、約500匹の子グモが産まれます。この時期には活動が活発となるので注意が必要です。

セアカゴケグモの大きさは、メスが約7~10mm、オスは約4~5mmです。(体長は頭部の先から腹部の先までの長さで、足の長さは含まれません。)

見分け方ですが、メスは背中に赤色の縦スジ模様が、腹部の裏面には砂時計型の赤色の模様があります。オスには腹部が細く、灰色をしています。メスのような赤い模様や毒性はありません。)

本来、東南アジアやオーストラリアに生息しているクモで、日本で特定外来生物にも指定されております。(見つけた場合、報告義務はありません)

セアカゴケグモの毒

セアカゴケグモに噛まれた時の症状ですが、針で刺されたような痛みがあるようです。通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの症状が続く場合もあるので、噛まれた場合は医療機関に行かるのがいいでしょう。(日本ではセアカゴケグモの毒による死亡例は報告されていません)

フィリピンの毒グモ

フィリピンにもクモはたくさんいます。

クモ相撲(クモ同士戦わせる)に熱心なフィリピン人もいれば、ペットとして飼っているフィリピン人もいました。(クモはペットとしても人気があり、海外から毒グモのタランチュラが密輸されたことがありました)

そんなクモが多いフィリピンにも、フィリピンタンジェリンやハイイロゴケグモ等の毒グモが生息しております。

ハイイロゴケグモは、セアカゴケグモ(背中が丸くて赤いラインが入っている)ほど形態的特徴が明確でなく、クモに詳しい人でないと、他の種との識別が難しいので、フィリピンでは蜘蛛は要注意なのです。

毒グモの対処方法

クモは、窓やドアの隙間からエサを求めて入って来ます。

だから、食べかすを等はしっかり掃除し、かつ蚊やゴキブリがいない空間を作って、窓やドアの隙間など、侵入経路を隙間用のテープ等で防げば、クモは家の中に入って来ないでしょう。

また、柑橘系、カフェインの匂いには蜘蛛が嫌がる効果がありますので、レモングラスやシダーウッドなどのオイルを水に溶かしたものを、侵入経路にスプレーすれば侵入抑制になるのです。

見つけた場合は、素手で触らず殺虫剤を使用するのがおすすめです。

メーカによりますと、下記製品は、速効殺虫だけでなく、約3ヶ月巣を張らせない効果やクモを寄せ付けない効果(約2ヵ月間)もあるとのこと。

グモは益虫

我が家もクモはたびたび発生します。

クモは、蚊やダニ、ハエ、ゴキブリなどの害虫を捕食する益虫なので、私はいつも放置しておりました。

ちなみに、マレーシアには、蚊を専門的に捕食するパラキルバ・ワンレッシ(ハエトリグモ)というクモがおり、蚊が幼虫の段階から食べてくれる優れものです。(蚊が大嫌いなので、欲しかったです)

私はクモには嫌悪感がないのですが、最近娘(6歳)がクモを怖がるので、クモを見つけると外に追いやっている今日この頃です。

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