外資系の人材会社に勤務
私は、海外で10年ほど働き、2020年に日本に戻ってからは、外資系の人材紹介会社で働いております。
だから、人材紹介会社や転職エージェントのシステムを熟知しております。
また、人材を必要としている多くの会社を訪問したので、会社によって給与、福利厚生、待遇、働く環境等が違うことも精通しております。
今回は、人材紹介を使うメリットについて情報提供したく思います。
求職者にマッチした企業を提案
人材紹介会社は、様々な業界、業種の企業を紹介してくれます。多くの求職者様は、有名企業、優良企業、または給料の面を重視されます。
しかし、求職者様を第一に考える人材紹介会社のスタッフは、「長くストレスなく働くことができる会社」「あなたを高く評価し、無理をせず実力を発揮できる環境の会社」を紹介してくれるでしょう。
前述しましたが、会社はたくさんあり、全ての会社は違います。その中で、求職者にあった会社は必ずあります。そんな会社を一緒に探すことができるのです。
求職者の強みを探す
中には、求職者の方で「自分の強み」がわからない方がいらっしゃいます。
そんな時は、これまでの職務経歴を一緒に洗い出し、あなた自身の強みを一緒に探してくれます。
すごい実績以上に、大切なことは多々あり、会社によって求めることは違います。しかし、ほぼ全ての会社は「再現性」を求めます。あなたの経験が、どのように生かせるかが重要なのです。
受ける会社に向けての履歴書と職務経歴書
自分自身の強みや企業に貢献できる要素がわかれば、履歴書と職務経歴書は書きやすくなります。
転職エージェントは、大多数の履歴書や職務経歴書を見て来てるので、書き方のアドバイス、完成後の推敲(手直し)等もサポートしてもらえます。
例えば、職務経歴書は最初の5行(職務概要)が重要で、そこに注力するようアドバイスされるでしょう。(採用担当者は時間がないうえ、多くの履歴書や職務経歴書を見なければなりません。だから、最初の数行で印象に残らなければ、落とされるでしょう)
面接のセットや面接後のフォロー
そうして、面接にたどりつくと、面接日の設定、面接後のフォロー、さらに企業に聞きにくい質問(給与や有休の事等)もしてもらえますので、面接に集中できるでしょう。
さらに、自己紹介や志望動機、面接でよくある質問とおすすめの回答、企業によっては想定質問とお勧め回答も用意できますので、面接のシュミレーションも一緒にできるでしょう。(企業側は求職者の経験値から、入社後どんなことができ、どれだけ貢献できるか、そして同僚や先輩との協調性等を見ます)
ちなみに、志望動機は非常に重要です。というのも、企業側は数ある企業の中で、なぜ自社を選んでくれるのかを知りたがります。答え方ですが、「私の〇〇な経験により、企業に〇〇な利益をもたらしたいから志望しました。」そして、これまで利益をあげたる経験や実績等を述べて行けばいいでしょうね。自分がやりたいことを述べるのではなく、あくまでも採用側にたって考えれば、自ずと志望動機ができあがあると思います。
また、面接シュミレーションですが、私自身多く求職者の面接に関わって感じたことですが、求職者側と採用側の目線(求めること)が違い、そのずれによって採用が見送りになったケースが多々ありました。なので、そのあたりをしっかり意識できれば、内定率は上昇するでしょう。
あと、一次面接と二次面接では面接内容も異なって参ります。一次面接は人事部が面接官となりますので社風共感タイプで乗り切り、二次面接は現場の部長が面接官なので、現場での経験値や上司との連携等をアピールする等、使い分けが必要です。
転職エージェントの優先順位
このように、人材紹介会社や転職エージェントは求職者の強い味方です。
ただ、転職エージェントも多くの案件をこなさなければいけません(大手ほどそうです)ので、求職者全員に手厚くサービスするのではなく、優先順位を決めてサービスをします。
では、どういった求職者が優先されるでしょうか?
多くの転職エージェントの担当者は、「転職を本気で考えている人」を優先されるでしょう。だから、あなたの本気度や熱心さを伝えればいいのです。
転職エージェントからの優先度があがれば、あなたにとって有益な情報がどんどん送られてくるでしょう。
私が50歳を超えても内定を貰えた理由
私は、2020年にフィリピンで働いていましたが、コロナ禍が原因で会社が倒産し、日本に戻ったのですが、その時は50歳を過ぎておりました。
仕事がなくなった後、コロナ禍で日本になかなか戻ってこられなかったので、インターネットで転職エージェント数社に登録し、(登録やサポートは無料。転職エージェントは企業から成功報酬をもらっております)、オンラインで面談をしながら会社を探し、面接をしたのですが、1カ月半で内定が続出しました。
書類に関してですが、上述した通り、転職エージェントのスタッフの方に手直しをしてもらったせいで、通過率はあがりました。面接に関しても、スタッフの方と面接シュミレーション(疑似面接)をしたり、面接の想定質問をいただいたりした為緊張せずに面接ができ、合格率もあがったと感じました。
以下、私が登録した転職エージェントや転職サイトです。ネオキャリア社はアジア地域に強く、外資系企業の紹介を頂きました。
既卒・フリーターでも就職できる!【第二新卒エージェントneo】
業界トップクラスのキャリアアドバイザーが履歴書作成から個別面接対策、入社後のフォローまで一貫したサポートが売りのエージェントは、こちらです。
転職支援サービス【WorkHive】
海外の経験(留学等)がある人には、海外勤務に特化したThe Beyond Border がおすすめです。
海外経験を持つ転職カウンセラーがサポート(業界に精通したカウンセラー多数在籍)し、豊富なデータをもとにサポートするので、非常に心強いのです。
私は上記の会社と大手の転職エージェントに登録しました。
大手の転職エージェントはあまりおススメできません。理由は、ノルマや抱えている案件が多いせいか、一人一人に時間をあまりかけてもらえなかったこと(私が年をとりすぎたせい?)と、ブラック企業(会社名を出しませんが、ネットではブラック企業・モンスター企業と評判の会社です)を紹介されたからです。
新たな会社への流れ
実際の流れは、転職エージェントに登録 → 面談 → 書類審査 → 面接 → 内定 → 入社 とシンプルです。
カウンセラーのサポートは無料なので、登録して無料面談で、市場等をチェックすれば、自己啓発にも繋がります。
今の会社に不満があれば、ご登録されればと思います。中には、満員電車に乗らずにすむ会社も存在します!
少しでも自分自身に適した会社でお勤めして頂ければと思い、共有させていただきました。
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