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フィリピン人はなぜうつ病が少ない?頑張らない文化と熱中症になりにくい理由

医療・健康

私はフィリピンに約10年住み、多くの現地の人と関わってきました。

その中で強く感じたのが、

「フィリピン人で深刻なうつ状態の人が非常に少ない」という点です。

もちろんゼロではありませんが、日本と比べると圧倒的に少ない印象です。

その理由はシンプルで、性格というより文化や考え方の違いにあります。

さらに興味深いのは、この考え方が熱中症の少なさにもつながっている点です。

この記事では、フィリピン人の「頑張らない文化」と日本人との違いを、実体験ベースで解説します。

フィリピン人はシリアスな状況が苦手

フィリピン人は普段とても陽気で、冗談を言いながら過ごす文化があります。

そのため、面接や営業などのシリアスな場面では、日本人以上に緊張してしまう人も多く見てきました。

実際に面接をすると、緊張でうまく話せない人が非常に多いです。

また、病院で働いていた頃、営業マンがほとんど話さずに帰ってしまう場面もよく見ました。

これは能力の問題ではなく、ストレスのかかる状況を避けようとする傾向が強いからだと感じています。

ストレスから「逃げる力」が強い

日本では「逃げる=悪」とされがちですが、フィリピンでは違います。

無理な状況から離れることは当たり前の行動です。

  • きつい仕事は辞める
  • ストレスのある環境から離れる
  • 無理な人間関係は続けない

結果として、精神的に追い込まれる前に回避するため、深刻なストレス状態になりにくいのです。

努力・忍耐は「美徳ではない」文化

日本では「努力・根性・我慢」は美徳ですが、フィリピンでは必ずしもそうではありません。

その象徴的な例が、日本のドラマ「おしん」です。

この作品は世界中で大ヒットしましたが、フィリピンでは人気が出ず途中で打ち切りになりました。

理由は非常にわかりやすく、フィリピン人は耐えることや努力ということは大嫌いで、楽をして成功することを望むので、おしんが全くうけなかったのでした。

ちなみに、忍耐・辛抱・努力・倹約・勤勉という言葉は、フィリピンでは美徳にはならないし、評価もされません。

この違いが、ストレスの蓄積量に大きく影響していると感じます。

日本人に多くフィリピン人に少ない「熱中症」の理由

日本では毎年、多くの人が熱中症で救急搬送されています。

一方で、年間を通して暑いフィリピンでは、重度の熱中症が大きな問題として話題になることはあまりありません。

理由として考えられるのは、次の3つです。

  • 暑さに慣れている
  • こまめに休む
  • 倒れるまで頑張らない

特に大きいのが、「無理をしない行動習慣」です。

暑ければすぐ休み、体調が悪ければ帰る。

このシンプルな行動が、結果的に熱中症を防いでいると感じます。

フィリピン人は「頑張ること」を優先しない

フィリピンでは、頑張ることよりも「楽であること」「無理をしないこと」が優先される場面が多くあります。

例えば雨の日、日本ではタクシー運転手は稼ぎ時と考えて働きますが、フィリピンでは逆です。

「雨の中で働きたくないから帰る」

このような判断が普通に行われます。

また、少し体調が悪ければすぐ休む、暑ければ動かないなど、日常的に「無理をしない選択」が徹底されています。

フィリピン人ボクサーのリアル

ここで、私の友人のフィリピン人ボクサーの話を紹介します。

彼はプロで世界ランキング上位の天才ボクサーで、実力者ですが、日本人の感覚からすると驚くほど「頑張らない」のです。

暑い日は練習を軽めにしたり、無理だと感じるとすぐ切り上げます。

それでも通常の試合では問題なく勝ってしまいます。

しかし、世界戦ではそううまくはいかず、相手のラフファイトに嫌気がし、スタミナもなくなった為、途中で諦めたような感じで負けてしまったのです。

世界戦なのに、頑張らないんですよ。しかも、2回の世界戦を2回とも同じような負け方で・・・ 日本人なら途中で顎が砕けても最後まで戦ったボクサーがいるのに・・・

うつ病になりやすい性格との違い

一般的に、うつ病になりやすいとされるのは次のような性格です。

  • 真面目で責任感が強い
  • 完璧主義
  • 我慢しすぎる

これらは日本人に多く見られる傾向ですが、フィリピンでは比較的少ない印象です。

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まとめ|「頑張りすぎない」が最大の予防策

フィリピン人がうつ病になりにくい理由は特別なものではありません。

「無理をしない」「逃げる」「頑張りすぎない」

このシンプルな行動の積み重ねです。

日本では簡単ではありませんが、少し考え方を取り入れるだけでも、心と体は楽になるかもしれません。

そんなことを感じている今日この頃です。

同調圧力のない社会についてはこちら

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