フィリピンで約10年間生活して感じたことは、「虫が苦手な人にはかなり厳しい環境」ということです。
蚊・ハエ・ゴキブリ・ムカデ・ダニ・トコジラミ…そして意外と知られていないのが毒グモの存在です。
日本でもニュースになることがある毒グモですが、フィリピンではさらに種類が多く、注意が必要です。
本記事では、日本とフィリピンの毒グモの種類・特徴・対処方法を、実体験ベースで分かりやすく解説します。
日本にいる毒グモ(セアカゴケグモ)
日本で最も有名な毒グモがセアカゴケグモです。
1995年に大阪府で発見されて以降、現在では全国的に広がっています。
- メス:7〜10mm(赤いラインあり)
- オス:4〜5mm(毒は弱い)
- 特徴:背中に赤い模様、腹に砂時計型の模様
一度に数百匹単位で増えるため、見つけた場合は早めの対処が重要です。
セアカゴケグモに噛まれた時の症状
噛まれると以下のような症状が出る可能性があります。
- 刺されたような痛み
- 筋肉痛・頭痛
- 発汗・不眠
重症化することは稀ですが、異常を感じた場合は必ず医療機関を受診しましょう。
フィリピンの毒グモ事情
フィリピンは高温多湿な環境のため、クモの種類・数ともに非常に多いです。
実際に生活していると、部屋の隅や外壁、天井などに普通にクモがいます。
代表的な注意すべきクモは以下です。
- ハイイロゴケグモ(セアカゴケグモに近い毒性)
- タランチュラ(ペットとしても流通)
- 大型のハンツマンスパイダー(毒性は弱いが見た目が強烈)
特にハイイロゴケグモは見分けが難しいため、フィリピンでは「クモ=基本触らない」が鉄則です。
また、フィリピン人の中にはクモ相撲を楽しむ文化もあり、クモとの距離感が日本人とは大きく違います。
毒グモが発生する原因(重要)
クモは以下の環境を好みます。
- 暗い場所
- 湿度が高い場所
- エサ(ゴキブリ・蚊など)が多い場所
- 隠れる隙間がある場所
つまり、ゴキブリや害虫が多い家ほどクモも増えるということです。
ゴキブリ対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。
毒グモを寄せ付けない対策
クモ対策は「侵入させない」「エサを減らす」が基本です。
- 窓・ドアの隙間をふさぐ
- 食べカスを残さない(ゴキブリ対策)
- 湿気を減らす
- 定期的に掃除する
また、クモは以下の匂いを嫌います。
- 柑橘系(レモン・オレンジ)
- ハッカ・ミント系
- シダーウッド
これらの精油を水で薄めてスプレーすると、侵入防止に効果的です。
毒グモを見つけた時の対処方法
クモを見つけた場合は、絶対に素手で触らないでください。
殺虫剤を使うのが最も安全で確実です。
速効性だけでなく、巣を張らせない・寄せ付けない効果もあるため、継続的な対策として有効です。
クモは実は益虫でもある
クモはゴキブリや蚊を捕食するため、本来は「益虫」です。
私自身もフィリピンでは基本的に放置していました。
ただし、毒グモの可能性や見た目の問題もあるので、無理せず対処するのが現実的です。
まとめ
フィリピンでは毒グモを含め、害虫との共存が避けられません。
だからこそ重要なのは、
- ゴキブリなどエサを減らす
- 侵入経路をふさぐ
- 見つけたらすぐ対処する
この3点です。
日本製の対策グッズは性能が高いので、フィリピンに持ち込むのが非常におすすめです。
安全で快適な生活のためにも、しっかり準備しておきたいと感じている今日この頃です。


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